神ノ川から袖平山・蛭ヶ岳・臼ヶ岳南稜

2010.11.13-14

Part1 Part2 Part3 蛭ヶ岳〜ユーシンロッジ Part4


蛭ヶ岳山頂 午前6時30分

南アルプスの北岳も見えた。「マークスの山」最終回の朝に!


7時6分、西丹沢の大パノラマを見下ろしながら、臼ヶ岳へ向けて下り始めた。
※写真はパノラマ合成。大きな画像にリンクしています


蛭ヶ岳の西側斜面は、非常に厳しい下り。

谷底へ転がり落ちるように300mも標高を下げる。

丹沢の急な登りににはだいぶ慣れたが、急な下りには慣れるどころか、以前にもまして時間がかかるようになってしまった。必要以上に慎重になっているのかもしれないが…。
ほっと一息つけるところまで下りたところ。
前方のピークは臼ヶ岳。
臼ヶ岳からみた蛭ヶ岳



臼ヶ岳南稜からユーシンへ

臼ヶ岳のピークは主稜の縦走路を少し南へ外れたところにある。一番高いところはハッキリしないが、植生保護の柵の内側のようである。


柵に沿って南へ歩き、いよいよ未知の領域である臼ヶ岳南稜線へ。
下り始めてすぐに、ユーシンから登ってきたという男性3人組に出合った。ユーシンまで下りることが可能なのはハッキリした。
落ち葉のせいもあってか、踏跡は不明瞭。
本当にこっちでよいのだろうか?
そのうち、自分より高い位置に尾根筋がはしっているのに気が付いた。ああ、やっぱり間違ってしまった。素人はこれだから困るなあ。

少し戻って進路を東寄りに変更。傾斜が急なので、少し戻るのも一苦労である。
尾根の上に出ると、木の幹に赤と黄色のマーキングがしてあった。このマーキングを頼りに進むと、このあと迷うことはなかった。
臼ヶ岳からユーシンまでのほぼ中間点に位置する1196mのピークが見えてきた。

ピークの手前には、美しすぎるブナ林が・・・

1196mのピーク付近には鹿柵があった。脚立が置いてあるが、中に入る必要はない。

さらに下ると、紅葉のきれいな木が目につくようになった。

最後は、尾根を右側(西側)にはずれてユーシンロッジのほうへ下りていく。特に目印はないが、なんとなくそれらしいところを下っていくと正解だった。
11時36分、ユーシンロッジに到着。左側に見えているのは、トイレの建物。


それにしても、臼ヶ岳から2時間50分もかかってしまった。コースタイムを1時間もオーバーしている。

ロッジ前の紅葉もえらく綺麗である。

ユーシンロッジで40分ほど休憩&昼食のあと、雨山橋へ向かった。


Part1に戻る Part2に戻る Part4を見る


丹沢ハイキング