神ノ川から袖平山・蛭ヶ岳・臼ヶ岳南稜
2010.11.13-14
神ノ川入口 -- 日陰沢橋 -- 袖平山 -- 蛭ヶ岳 -- 臼ヶ岳 -- ユーシンロッジ
-- 雨山峠 -- 寄バス停
5年ぶりに蛭ヶ岳山荘に宿泊、秋の丹沢を満喫しました。
歩行距離:約28km 累積標高:約2550m(登り) 約2650m(下り) マーカーの位置は日陰沢橋
【時間の記録】 ●1日目 神ノ川入口 日陰沢橋 風巻ノ頭 袖平山 姫次 原小屋平 蛭ヶ岳 ●2日目 蛭ヶ岳 臼ヶ岳 ユーシンロッジ 雨山峠 寄沢の河原に出た所 寄バス停 |
07 : 35 発 09 : 06 着 - 09 : 41 発 11 : 08 着 - 11 : 52 発 13 : 17 着 - 13 : 29 発 13 : 45 着 - 13 : 54 発 14 : 08 着 - 14 : 16 発 15 : 35 着 07 : 06 発 08 : 36 着 - 08 : 48 発 11 : 36 着 - 12 : 17 発 13 : 13 着 - 13 : 32 発 14 : 46 着 - 15 : 00 発 15 : 58 着 |
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●丹沢ハイキング50回記念なので、どこかで一泊しよう ●5年もご無沙汰している蛭ヶ岳に行こう ●まだ登ったことのない袖平山へ行こう ●たまには迷いそうな尾根を歩いてみよう などと考えた結果、神ノ川から袖平山を経て蛭ヶ岳山荘泊、翌日は蛭ヶ岳から臼ヶ岳南尾根を経由してユーシンへ下りたあと、雨山峠を越えて寄バス停着、というコースに決定した。 臼ヶ岳からユーシンロッジは地図上では点線ルート、「迷」のマークもついている。 |
Part1 神ノ川入口〜風巻ノ頭 Part2 風巻ノ頭〜蛭ヶ岳 Part3 蛭ヶ岳〜ユーシン Part4 ユーシン〜寄バス停 |
土曜日の中央線の下り始発電車というのは、夜の続きの世界である。新宿あたりで夜を明かした徹夜組で混雑していて、始発なのに座れない。 八王子を過ぎると、ようやく朝の電車らしい雰囲気になった。高尾で大月に行きに乗り換え、相模湖駅で下車。 ←相模湖駅から三ヶ木行きのバスに乗った。 |
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三ヶ木で月野夜行きのバスに乗り換え。意外に乗客が多く(ほぼ全員登山客)、最初は座れなかった。 ←7時35分、神ノ川入口に到着。ここで下りたのは私一人だけだった。日陰沢橋まで7kmの林道を歩こうという酔狂な人は、そう多くはいないようだ。 |
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長〜い林道歩きは退屈極まりないかと思ったら、最盛期を迎えた紅葉のおかげで、まったく退屈しなかった。 ←上に見えているのは大室山 |
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神ノ川キャンプ場 | ||
途中にトンネルが2つある。どちらも短く、中が真っ暗ということはない。 | ||
色とりどりの紅葉。最初からこんなに写真を撮って、デジカメのバッテリが持つか心配になった。 |
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汚い話で恐縮だが、山歩きは便意との闘いでもある。運悪く前日に健康診断があり、胃のバリウム検査のあと下剤を服用してしまった。自宅でトイレを済ませてきたが、まだちょっと調子がおかしい。次第にあやしくなってきた。 |
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1時間半の林道歩きで、日陰沢橋に到着。 歩くことで腸が刺激されたのか、この頃には、かなりヤバい状態になってしまった。 |
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しかし、慌てる必要はない。 日陰沢橋には、とても立派な近代的トイレが設置されているのだ。予備のトイレットペーパーまであって大いに感激。いつまでも綺麗に使いたいものである。 |
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スッキリしたところで、袖平山に向けて出発である。トイレの前から、袖平山の手前の風巻ノ頭(1077m)らしきピークが見えた。最初の登りはじめが、なかなかきつそうだ。 | ||
車止めのゲートを越えて、さらに林道の奥へ進む。左手に神ノ川の渓谷を見ながら歩いていく。 | ||
ゲートから10分ほどで袖平山への登山道入口に着いた。東海自然歩道だけあって、立派な看板。 ←神ノ川を渡る橋も立派である。 |
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風巻ノ頭への登りは、丹沢有数の急登ということになっている。たしかに急な登りだ。1時間ちょっとで500mほど標高を上げる。 だが、こういう登りにはだいぶ慣れてきたような気がする。疲れずに登る最大のコツは、「がんばらないこと」だと思う。 |
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11時08分、風巻ノ頭に到着。ここまで誰にも会わなかったし、山頂も貸切状態。 少し早いがここで昼食とした。ときどきカサカサと音がして、誰か来たのかなと思ったが、すべて枯葉の落ちる音だった。 |
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「風巻」の由来を説明する案内板。地形の関係で、一年中風が渦巻くとのこと。しかし、この日はほとんど無風だった。 |
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