丹沢主脈縦走
2005.11.3 - 4


Part 4 鍋割山 -- 栗ノ木洞 -- 寄バス停


鍋割山からどうやって下山するかずいぶん迷ったが、昨年11月に迷ってしまった栗ノ木洞から寄バス停のルートに再挑戦することにした。

11時54分 鍋割山を出発


このころにはだいぶ雲が出てきて富士山は見えなくなった。

後沢乗越までは急な下りが続く。ビールで少し酔ってしまったのでひっくり返らないように慎重に降りる。
後沢乗越から栗ノ木洞への登り返しはかなりきつい。13時02分、樹林に覆われた薄暗い頂上を通過(写真)。
栗ノ木洞から10分ほどで「くぬぎ山」に着く。こちらは明るく眺めがよい。ちょっと休憩。


くぬぎ山からは、薄暗くて陰鬱な感じの杉林の中をジグサグに下っていく。昨年もそうだったが、何が嬉しくてこんなところを歩いているのか?という気がしてくる。
いったん林道を横切って再び薄暗い山の中に入る。扉を開閉して鹿避けの柵を2度越える。

そして、ついに問題の地点にやってきた。3つめの柵(左の写真)を出ると、茶畑を囲むフェンスにぶつかる。昨年はここでどう進んでいいかわからなくなった。
しかし、なんのことはなかった

よく見ると金網のフェンスには、ちゃんと扉がついているではないか! なぜ去年はこれに気がつかなかったのか!!
扉を開けて茶畑の脇の道に入った。
やがて道がふたつに分かれた。「宇津茂集落」と書かれたほうに進んだ。
茶畑の向こうに集落が見えてきた。
おりてきた道を振り返ったところ。このあと左側の少し広めの道を下った。
畑のあいだをくねくねと曲がりながら下ってゆく。
集落の中を通って2車線の道路に出た。写真はおりてきた道を振り返ったところ。「鍋割山方面」という標識がある。
2車線道路に出ると、バス停はすぐだった。バスは1時間に1本だが、ちょうど2時35分の便に乗ることができた。

昨年迷ったところの謎が解けてすっきりした。しかし初めての人がこのルートを逆にたどって鍋割山に登ろうとすると、やっぱり迷ってしまうかもしれない。随所に標識は設置してあるのだが・・・。


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