山中湖から甲相国境尾根

2010.05.22


Part1 Part2 Part3


11時26分、菰釣山を出発。15分ほどで菰釣山避難小屋に着いた。ここでも少し休憩していった。小屋の中はかなり綺麗である。
避難小屋を過ぎると、笹をかきわけて歩く部分があった。そういえば、高指山のほうにもこんな所があった。
12時21分、中ノ丸。
アップダウンはあってもそれほど大変ではない甲相国境尾根であったが、この中ノ丸への登りはきつかった。午後になり気温が高くなってきたので余計に疲れる。
12時53分、城ヶ尾山。木が伐採されて原っぱのようになっている。
12時58分、城ヶ尾山峠。登山道が十字に交差している峠で、ベンチも置いてある。道の駅「どうし」からここへ登ってくる人が結構いるようだ。


高指山まで11.2kmの表示。ずいぶんと歩いてきたものだが、まだまだ長い先に備えて15分ほど休憩。どういうわけか、このあたりは虫が少なくて助かった。
大界木山の周辺も立派なブナの木が多かった。

城ヶ尾山峠を過ぎたあたりからアップダウンの傾斜がきつくなり、丹沢らしい登山道になってきた。
大界木山山頂ののミツバツツジ



14時24分、モロクボ沢ノ頭。

ベンチに座って休憩していたら、突然、畦ヶ丸のほうから20人ほどの団体が現れた。調べてみると、クラブツーリズムの「東海自然歩道を歩く」という企画であることが判明。
一年前にも写真を撮ったブナの大木


モロクボ沢ノ頭から畦ヶ丸は、ほんの30分ほどの道のりだが、いよいよ疲れてきたうえに気温も高くなって、省エネモードでの歩行とならざるをえなかった。
14時58分、ようやく畦ヶ丸に到着。

人はいないが、困ったことにまた虫が多い。もういちど虫除けスプレーを試してみたが、やはり効果なし。ハエにブンブンたかられては、ゆっくり休憩する気にもなれない。

帰りは18時58分の最終バスでもいいと思っていたのだが、17時05分のバスを目指して下山することにした。こんなヘロヘロ状態では間に合わない可能性もあるのだが。15時10分発。

写真など撮っている場合ではないが、少しだけ咲いていたシロヤシオツツジ。

15時42分 善六のタワ。ここまでは意外と速く下りてこられた。

西沢沿いのルートに入ると、大きな石がゴロゴロしていて、あまり速く進めなくなった。時間があれば寄ろうと思っていた2つの滝は、もちろん省略。

しつこいくらい多くの丸木橋を渡り、堰堤を越え、最後に大きな橋を渡って、なんとか17時前に西丹沢自然教室に到着!


檜洞丸のツツジが見頃なのか、バスは2台が待機していた。1台目は定刻の少し前に発車、2台目に乗ったら、運転手が「降りる人がいなければ玄倉に寄らなくていい」との指示を受けていた。これはラッキーだ。運転手もなんだか嬉しそう。バスは「辛口の走り」で新松田へと向かった。


【まとめ】
・丹沢と山中湖が陸続きであることを確認できた(笑)
・緑は綺麗だったが、虫が多くて困った。気温も高くて、今シーズンはそろそろ終了か。
・菰釣山より西側は景色が単調で飽きてくる。畦ヶ丸に近づくにつれ丹沢らしい地形に。
・平野への交通は新宿からの高速バスのほうが安くて速いが、電車好きなら富士急で。



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丹沢ハイキング