北海道 2003年7月

Part 3
大雪山 黒岳〜お鉢平一周 【前半】

2003年 7月19日
大雪山の中心部には直径が2kmもある大噴火口があって、お鉢平と呼ばれている。富士山の火口が直径800mだから、それよりずっと大きいことになる。一度ぐるっと歩いてみるのもいいかと思って、黒岳から一周してみた。

まずはカシミール3Dによるコースの紹介。黒岳から噴火口を時計回りに一周した。左側は前日に登った赤岳と白雲岳。

※この日は荷物を減らしたかったので、カメラはPowerShot S45のみ。
層雲峡から7時30分発のロープウェイに乗った。さらにリフトを乗り継いで黒岳7合目へ。

ロープウェイは午前6時から動き出すが、朝一番は団体客ですごく込むらしい。
8時ちょうどに7合目をスタート。2日連続の登山だが、体調は良好である。

9合目あたりから視界が開けてきて、気分が良くなる。写真は黒岳のシンボル(?)、まねき岩。
すばらしくいい天気。振り返ると、層雲峡の向こう側の山々が見渡せる。

7合目からちょうど1時間で黒岳山頂。ここから黒岳石室(「いしむろ」と読む。要するに山小屋)へ少し下ってから、1周コースに入っていく。

9時46分、赤石川を渡る。きれいな水に見えるが、お鉢平の有毒温泉から流れてくるので飲むことは出来ない。少し硫黄の臭いがした。

赤石川を過ぎてほどなく北海沢を渡り、しばらく川沿いを歩く。このあたりも前日の赤岳に負けないくらい高山植物が多い。

10時52分、北海岳山頂。
標高2149m。

バックに見えるのは後半に登る予定の北鎮岳。

北海岳でようやくお鉢平の全貌を見ることができる。
2枚の写真をパノラマ合成。それでもまだはみ出るほど大きい!





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