北海道 2003年 7月

Part 2
大雪山 赤岳〜小泉岳〜白雲岳

2003年 7月18日
この日から本来の目的である大雪山トレッキングのはじまりである。
まずは紅葉で有名な銀泉台から赤岳(2078m)に登ることにした。途中に4つの雪渓と3つのお花畑がある変化に富んだコースである。

午前8時30分、銀泉台をスタート。さすがに高山植物の綺麗なシーズンとあって、登山者が多い。(写真には写っていないが。)
9時18分、第二雪渓。思ったより滑らないことが分かって安心。

9時33分、エゾノツガザクラ
9時48分、コマクサ平でコマクサ。

高山植物の女王だというのに、非常におざなりな撮り方だ。
10時50分、赤岳山頂に到着。
←山頂からの眺め

まだ時間があるので、小泉岳を経て白雲岳まで行ってみることにした。

白雲岳は標高2229.5m、北海道で3番目に高い山である。

12時10分、白雲岳山頂。雲が多いものの雄大で素晴らしい眺め。残雪のストライプが美しい。ここまで足をのばした甲斐があったというものである。あまりにいい景色なのでおにぎりを食べたりして、1時間ほども長居してしまった。
(写真で見るのと実際に体感するのは大違いです。念のため。)

南側に目を向けると、雲の切れ間からトムラウシが見えた。手前のなだらかな台地は高根ヶ原。左側が断崖になって切れ落ちているが、その下に昨年、紅葉巡りをした高原沼がある。


下山時は少々写真撮影に時間を割くことにした。


←これはヨツバシオガマ?

14時頃、赤岳まで戻る。赤岳山頂ではイワブクロがいっぱい咲いていた。

第四雪渓付近のエゾコザクラ

帰りは中高年夫婦並の速さでとぼとぼ歩き、銀泉台に戻ったのは16時20分ごろだったか。今回のコースは、スタート地点ですでに1500mあるため標高差はそれほどでもないが、距離があるので結構疲れてしまった。


まとめ

高山植物も綺麗だったが、この日の一番はなんといっても白雲岳からの眺め!

Canon EOS-10D, EF17-40mm F4L


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