2003.10.19
塔ノ岳・丹沢山

札掛--長尾尾根--塔ノ岳--丹沢山--天王寺尾根--塩水橋


Part 2
(塔ノ岳〜丹沢山)

塔ノ岳でちょっと休憩してから、いよいよ今回のハイライトである塔ノ岳〜丹沢山の尾根歩きに入った。

塔ノ岳から少し下った所で、真っ赤な紅葉を見つけた。バックに見えているのは丹沢山と蛭ヶ岳の間にある不動ノ峰(1614m)。

塔ノ岳(1491m)と丹沢山(1567m)の標高差はわずか76mだが、途中に日高(「ひったか」と読む)と竜ヶ馬場(写真奥)の2つのピークがある。それなりにアップダウンはあるものの、気分良く歩けそうなところだ。

そう、気分良く歩いていけるつもりだったのである。がしかし、このあたりで私の身体に異常発生、あろうことか右膝の裏(外側の筋のあたり)が痛くなって、速く歩けなくなってしまったのである。下山し終わる頃や翌日に痛くなることはこれまでにもあったが、こんなに早い段階で症状が出たのは初めてのこと。まだまだ先は長いのにえらいことになってしまった。

痛くなるのは、登りよりも下りの時、しかも体重をかけたときではなく、足を浮かして後方に蹴りあげたときである。段差のあるところを下りるとき、先に左足を出すと右足を後方に浮かせることになり、痛みを生じる。したがって、極力、右足を先に出すようにして下りる。一見、左足をかばっているような歩き方だが実はその逆という妙な動作をすることになる。

11時25分、なんとか竜ヶ馬場に到着。丹沢山よりもここのほうが見晴らしがよさそうで、ベンチもあったので昼食をとることにした。写真は塔ノ岳を振り返ったところ。

前日購入したばかりの秘密兵器(ガスでお湯を沸かすための道具一式)のおかげで、温かいカップスープやコーヒーを飲めるようになった。画像を載せて自慢する予定だったが写真を撮り忘れてしまった(^^;
昼食を終えて、いよいよ丹沢山へ。
これが有名なブナの立ち枯れ?

丹沢から富士山を見ると、やっぱり富士山はすごいなと思う。

12時37分、丹沢山々頂。塔ノ岳に比べるとずっと人が少ない。


丹沢山の頂上は木が多くて見晴らしはよくない。木々の間からかろうじて丹沢最高峰の蛭ヶ岳(1673m)が見えた。(下の写真)

12時45分、丹沢山を出発。膝痛をかかえながらのキビシ〜い下山が始まった。



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丹沢ハイキング