三ノ塔尾根とヨモギ平
2006.04.30
大倉--三ノ塔尾根--三ノ塔--ヨモギ平--BOSCOオートキャンプ場--ヤビツ峠--蓑毛バス停
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三ノ塔というと、これまでは表尾根の縦走路で通過するばかりでした。今回は、いつもと直角に交わる方向、つまり、三ノ塔尾根から登って反対側に下りるというルートで歩いてみました。 |
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歩行距離(沿面距離):13.2km 累積標高:1360m(上り) 1330m(下り) ※大倉からキャンプ場までに限れば、距離7.8km、上り1030m、下り720m |
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【コースタイム】 三ノ塔からキャンプ場まではゆっくり、その他はやや速めのペース | |
大倉バス停 林道を横切る所 三ノ塔 ヨモギ平 BOSCOキャンプ場 ヤビツ峠 蓑毛バス停 |
09:15(発) 10:18(発) 11:29(着) - 12:11(発) 12:53(着) - 13:06(発) 13:43(着) - 13:48(発) 14:21(着) - 14:42(発) 15:24(着) |
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午前6時起床、というと自分としてはかなりの早起きだが、池上から丹沢に行くにはちょっと遅い時刻である。実は、このコースは、遅めに起きてしまった場合のために考えておいた短めのコース。もっとも、歩行距離が特に短いわけではなく、所要時間が短めという意味である。 渋沢駅8時45分発大倉行きのバスに乗った。GWでしかも晴天なのに比較的空いていたのは、もう遅い時刻だったからか? 大倉に着くと、風の吊り橋の左側にめざす三ノ塔が見えた(下の写真)。先週とはうってかわって遠くが霞んでいる。気温も高めで、もう完全に新緑の季節という感じだ。9時15分にスタート。 |
◎大倉から三ノ塔まで |
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吊り橋を渡って振り返ったところ。ずいぶんバブリーな橋で、きっと、税金の無駄遣いだ〜などといじめられているに違いない。 | ||
吊り橋を渡ったあと、しばらく林道を歩いてから、三ノ塔尾根の登山道に入る。 当然のごとくここも杉の植林だが、そこそこ開放感があって、思ったほど悪い雰囲気ではなかった。傾斜はほどほどで、ウォーミングアップにちょうどいいくらい。 |
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大倉を出発して1時間ほどで林道を横切った。このあとすぐにまた登山道に入る。 | ||
ところどころ、木々の間から塔ノ岳が見えた。 三ノ塔尾根は、表尾根に比べればかなり人の少ないコースだと思うが、さすがにGWだけのことはあって、時々降りてくる人とすれ違った。 |
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大倉を出て1時間30分、三ノ塔まであと1.2kmの指導標。この付近から、傾斜のきつい登りになってきた。でも、先週のヤタ尾根に比べればまだマシである。 歩き始めの頃は暑いくらいだったが、このあたりまで来ると風が少しひんやりして、ちょうど気持ちいいくらいになった。 |
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三ノ塔の頂上近くになっても、ごらんのようにビッシリと杉が生えている。 | ||
11時29分、三ノ塔に到着。なが〜い三ノ塔尾根をほぼ休憩なしで登りきった。前回から1週間しかあいていないので、調子がよかったみたいだ。写真は大山方面。 |
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そこそこ賑わっている三ノ塔で40分ほど休憩および昼食。大山や塔ノ岳はもっとすごい人出だろうか? 写真は烏尾山(下のほう)と塔ノ岳。ちょっと雲行きが怪しくなってきた。 |
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三ノ塔尾根は、三ノ塔の南西側に伸びる尾根であるが、次はその反対、北東側の尾根を下る。おり口は、例のお地蔵さんの背後を進んだところにある。 実は、この北東側の尾根は、地図上では登山道が存在しないのであるが、以前、お地蔵さんの後ろから急に登山者のグループが現れて、ここにルートがあるらしいことに気づいた。その後、ネットで調べてみると、ここからヨモギ平と呼ばれる小ピークを経て、ヤビツ峠から宮ヶ瀬湖へ向かう林道の途中に下りられることが分かった。 12時11分、雨が降らないことを祈りつつ出発。 |