塔ノ岳(表尾根縦走)
2004.5.15

ヤビツ峠--表尾根--塔ノ岳--大倉尾根--大倉

人数:一人


2週連続で丹沢に行ってしまった。本シリーズの10回記念ということもあって、丹沢で最もポピュラー(大山は除く)なコースを歩くことにした。ヤビツ峠から二ノ塔、三ノ塔を経て塔ノ岳に至る表尾根は見晴らしが良いだけでなく、変化に富んでいて面白い。塔ノ岳からは大倉尾根を下る。バカ尾根と呼ばれるほど延々と階段が続くが、表尾根をヤビツ峠まで戻るよりは楽だと思う。大倉からは渋沢駅行きバスの本数が多いので、時間を気にせずに下りてこられるのもいい。

秦野市上空5000mより (カシミール3D使用)


○歩行距離:13.8km ○累積標高(上り):1053m ○累積標高(下り):1534m

【タイムテーブル】
ヤビツ峠(発)
三ノ塔(着)
行者岳(着)
塔ノ岳(着)
07:18
08:45
09:50
11:10
-------------------------
塔ノ岳(発)
小草平(着)
大倉バス停(着)
12:51
13:46
15:17

午前5時06分、池上線の始発で出発。小田急秦野駅からタクシーでヤビツ峠へ。料金は約4000円。さすがは独身貴族である(笑)。バスもあるが、8時台にならないと出ない。混雑を避けてなるべく早いうちにスタートしたかったのである。7時18分、ヤビツ峠をスタート。
7時38分、富士見山荘近くの登山口に到着。ここまでタクシーに来てもらってもよかったが、最初に林道を歩くのも準備運動になってよい(?)。

はじめは退屈な登りが1時間近く続く。ひたすら堪え忍びつつ、標高差400mを一気に登らなくてはならない。


空が広く見えるようになったら、二ノ塔までもう少しである。

8時26分、二ノ塔に到着。少し休憩。富士山がちょこっとだけ見えた。
8時45分、三ノ塔(1205m)。
ここでまた休憩。
大山が立派に見える。

三ノ塔を下り始めたところ。表尾根から塔ノ岳までずっと見渡せる。

烏尾山までは、昨年12月にも歩いている。三ノ塔の急斜面を下り始める所のお地蔵さん。5ヶ月前と帽子の色が違っている!

9時21分、烏尾山到着。人が少なくて気持ちいい。ここでサンドイッチを一つ消費。


烏尾山から新大日までの区間は、10年ぶりに歩くことになる。しばらくは、新緑の中をのんびりと散歩できた。 9時50分、行者岳。このあたりから、道が険しくなってくる。


← 行者岳を過ぎると、2ヶ所の鎖場が待っている。丹沢では、鎖が設置してあっても使わずにすむくらいの所も多いが、ここは鎖なしではマジで降りられない。でも、さすがは人気コース、マメに整備されている印象で安心できる。
ちょうど見頃のミツバツツジ

鎖場を過ぎてから新大日までは傾斜のきつい登りとなる。1週間前よりずっと気温が高くて、頻繁に休みたくなった。カイサク小屋の前で休憩しつつ、新大日(右端)から塔ノ岳のパノラマを撮影。

10時58分、塔ノ岳はもうすぐそこ。やはり新緑の中の山歩きはいいものである。富士山を覆っていた雲がとれてよく見えるようになった。


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丹沢ハイキング