鍋割山

2006.12.28


11時46分、鍋割山を出発。とりあえず小丸の方へ向かった。

小丸を過ぎたところで、二俣に下りるか、金冷シまで行って大倉尾根を下るかで迷ったが、後者のほうを選択した。

蛭ヶ岳をはじめとする丹沢の最も高い稜線の眺め。

小丸付近のブナ林

小丸の次のピークがこの日の最高地点となる大丸(1386m)。写真は大丸を下るH隊員。彼もだいぶ丹沢歩きにハマってしまったようで、表丹沢のコースにはなかなか詳しい。
金冷シまで来ると、塔ノ岳へあと一息なのだが、もうここで大倉尾根を下ることにした。なんだか二人ともパワーがなかったというか、体が重かったというか・・・。実際、昼食に鍋焼うどんを食べてしまったので、荷物が全く軽くならなかったというのはある。気温が低くて水もあまり飲まないので、リュックの重さが朝と変わらないのである。

写真は大倉尾根からみた大山(左奥)と三ノ塔。
花立山荘前のベンチで休憩。こんな時期の平日ではあるが、さすがは大倉尾根、時々人が通りかかる。しかも、単独で来ているおばちゃんが多くて少々驚いた。中高年女性というと、何人かのグループで賑やかに歩く姿をよく見かけるが、この日は黙々と歩く孤高のおばちゃんばかり。冬の大倉尾根というのは、そういうものなのか?
13時11分、花立山荘を出発。ひたすら長い階段の始まり。条件がよければ相模湾まで一望できるのだが、この日はご覧の通り・・・。
階段の多い大倉尾根も、後半は傾斜が緩んで歩きやすい所がある。葉の落ちた木々の間に冬の低い日射しが差し込んで、とてもいい雰囲気。

12月の後半というと、寒いし日は短いし、紅葉が終わって風景は地味だし、いいことないような気もするが、実は丹沢歩きの最も良い季節ではないかと思う。
15時13分、大倉バス停に到着。金冷シから休憩時間を引いても2時間10分。二人とも下りは苦手で、孤高のおばちゃん達を追い越すようなことは一度もなかった。

バス停前のどんぐりハウスでは、ビールを一杯だけのつもりが、餃子、えだ豆、おでんにビールのおかわり。さらにはケーキ(これは僕だけ)まで食べてしまって、せっかくのカロリー消費が帳消しになった。

デジタルカメラ: FinePix F30


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丹沢ハイキング