加入道山・畦ヶ丸
2009.05.01


Part 2


加入道山を12時に出発して、白石峠まで戻ってきたところ。この先、畦ヶ丸までの道は初めて歩く部分になる。
檜洞丸が見えた。
爽やかな緑の中を歩いて行く。登山道の両脇は笹が茂っている。
モロクボ沢ノ頭まで、あまり標高は変わらないはずだが、細かなアップダウンが多い。気温が高めなのもあって、意外に疲れる。

シャガクチ丸で立ち止まって水分補給。

神奈川と山梨の県境に沿った登山道をさらに西へと向かう。とにかく新緑が美しい。

バン木ノ頭でも休憩。加入道山が見えた。

13時53分、モロクボ沢ノ頭でもまたまた小休止。それにしてもヘンな名前の山ばかり。茂みの向こうに畦ヶ丸の頂上が見えた。

畦ヶ丸へ向かう途中のブナ
本日はじめてのトウゴクミツバツツジ。
14時19分、畦ヶ丸山頂。こじんまりとした頂上は我々以外だれもいなかった。

そろそろ帰りのバスの時刻が気になってきた。地図のコースタイムでは西丹沢自然教室まで2時間20分。17時5分のバスをめざして、14時30分に出発した。
15時ちょうど、善六ノタワから権現山。
下りの後半は、西沢沿いを歩く。丸木橋で何度も沢を横切る。

西丹沢の登山コースは杉の植林帯が少ないのがいい。東丹沢だと標高の低い所はたいてい薄暗い杉林だが、西丹沢ではマイナスイオンいっぱい(?)の沢沿いを歩ける。少々交通費が高くても来る価値があるというもの。

人工の滝(堰堤)も涼しげでよろしい。
16時20分、西丹沢自然教室に到着。なんと予定よりひとつ前のバスに乗れてしまった。

畦ヶ丸からの所要時間は休憩込みで1時間50分。コースタイムの2時間20分というのは、かなりゆっくりめの時間と思われる。

※落合館(下参照)で見た古い地図(昭文社:山と高原地図)では、畦ヶ丸から西丹沢自然教室まで 1時間50分となっている。
下山後のお楽しみもなかなか充実した一日となった。中川温泉ぶなの湯で汗を流したあと、丹沢湖畔の落合館へ移動。本当は、ちょうどいいバスがなかったのだけど、ありがたいことに、とある方にぶなの湯から落合館まで車に乗せてもらえたのである。

落合館ではビールのほかに、味噌おでん、天ぷら盛り合わせ、ヤマメの塩焼きを注文。山菜の天ぷらが特に美味であった。酒豪のH隊員はさらに日本酒、アルコールにあまり強くないぼくは手打ち蕎麦を追加。この蕎麦も香りがよくてなかなかおいしかった。最終バスに合わせて店を出た頃にはすっかり日が暮れていた。自由乗降区間なのでバス停まで歩く必要はない。手を大きく振ってバスに止まってもらい、新松田駅へ向かった。


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