鉄砲木ノ頭・三国山・大洞山

2011.05.03

平野 -- 切通峠 -- 鉄砲木ノ頭 -- 三国山 -- 大洞山 -- 篭坂峠


丹沢の西の果てを探検しました。


後半(三国山以降)はこちら






歩行距離:約12km / 累積標高: 約700m(登り) マーカーの位置は三国山

【時間の記録】
平野バス停
切通峠
鉄砲木ノ頭
三国山
大洞山
篭坂峠

07 : 31 発
08 : 18 着
09 : 13 着 - 09 : 32 発
10 : 08 着 - 10 : 32 発
11 : 22 着 - 11 : 45 発
12 : 47 着


山中湖畔で前泊して丹沢の西の果てを目指そうという、GWならではのゴールデンな企画。昨年5月以来の山中湖シリーズ第2弾でもある。

丹沢の西の端がどこなのか、いまひとつよく分からないのだが、国道138号線の篭坂峠とするのが一般的であろうか。それより先はもう富士山の一部という感じがする。もっとも、三国山より西の部分だって丹沢と呼ぶには若干無理がある気がしなくもない。


今回も大月から富士急を利用した。山中湖畔の平野に行くなら、新宿から高速バスに乗ったほうが安くて速いが、やはり電車のほうが旅行気分が味わえる。


富士吉田駅からバスに乗って終点の平野で下車。昨年と同じ宿に宿泊。女将さんに「去年も来たよね」と言われてしまった。

翌5月3日 午前7時半

スタート地点も昨年と同じく平野バス停。だが、時刻はだいぶ遅い。昨年のような長距離コースではないので。
テニスコートだらけの平野地区を歩いていく。まだ朝早いためか、テニスをしている人は皆無である。
昨年と同じく二股の分岐を左へ進んだ。
こちらは昨年(5/22)の写真。

20日ほどの差で、緑の量がこんなにも違う。
登山道に入ってほどなく、甲相国境尾根に到着。昨年はここを左折したが、今年は右へ進む。
ちょうど新緑が芽吹き始めたところなので、殺風景な感じではない。
8時18分、切通峠を通過。

道標に「浅瀬入口4時間」とある。西丹沢自然教室行きのバスで通過する、あのバス停である。ただし、登山道崩落のため丹沢湖方面へは通行止の表示もあり。
峠を通過してしばらくすると、やや長い登りとなった。写真ではよく分からないが、一定の傾斜で一直線に登っていく。
所々でバイケイソウの群落が見られた。毒があって鹿が食べないので増えるんだとか。鹿は途中で一頭だけ見かけた。

9時13分、鉄砲木ノ頭に到着。本来なら絶景ポイントだろうが、前日より続く黄砂のため残念な景色。
三国山から西に伸びる山稜は富士の裾野へ続く 山中湖に浮かぶ遊覧船

20分ほど休憩した後、鉄砲木ノ頭を下って三国山を目指した。
途中で車道を横切る(三国峠)

ここは神奈川県と山梨県の県境であり、神奈川の領土のうち最も西に位置する部分である。

後半へ続く


丹沢ハイキング