大山(北尾根)
2003.12.21
ヤビツ峠--ミズヒノ頭--西沢ノ頭--大山--下社
人数:一人
名古屋以西では平地に雪が積もって大騒ぎです。でも、関東平野は冬晴れの日が続いていて、丹沢もまだ雪が無い状態。2003年最後の丹沢ハイキングは、大山の北尾根を歩いてみました。数ある大山の登山道の中でも、かなりマイナーなルートだと思われます。(なぜか今回は「ですます調」なのだ。) |
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まだ暗いうちに池上を出発、8時18分秦野駅発のバスに乗ってヤビツ峠へ。この季節になっても丹沢は大勢の登山客でいっぱいです。バスは超満員で、列の後ろの方に並んでいた人達は乗れませんでした。 8時56分ヤビツ峠をスタート。札掛の少し手前まで林道を歩きます。門戸口までは、林道をショートカットする沢沿いの歩道を歩きました。しかし、歩きにくかったり道を間違えたりで、あまり時間稼ぎにはなりませんでした。素直に車道を歩いたほうがいいかもしれません。 |
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門戸口まで30分、登山口まではさらに30分ほどかかります。林道が大きくS字型に蛇行している所が一ヶ所あります。そこは杉林の中をショートカットします。 バスに乗っていた人達の多くは表尾根から塔ノ岳に向かったのでしょうか。札掛方面に来ている人は自分以外誰もいないようです。 |
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9時55分、登山道の入口に到着。ここからミズヒ沢沿いに北尾根へ上がります。大山山頂との標高差は700mほど。 左の写真の標識と地図には、北尾根に出るまで70分、大山へはさらに120分とあります。でも、この標識の隣には大山まで2時間と書いた別の標識もあります。どっちが正しいの? |
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右手に沢の音を聞きながら登っていくと、いつの間にか林道に出てしまいました(極楽橋付近?)。地図を確かめると、登山道はもっと尾根寄りを通っています。 今回のルートは地図上で赤色の点線で示されています。あまり一般的でない難路という意味です。さっそく道を間違えてしまったようです。 ↑ ここのところ、実際どうなのかよく分かりません。 |
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しかし、左手の急斜面を登ると、すぐに登山道に戻ることができ一安心。道はけっこう幅が広く、点線ルートとは思えないほど堂々としています。かなりの急斜面ですが、部分的に階段が作られていて助かりました。 | |
10時51分、一ノ沢峠に通じる道と合流し、北尾根に入ったことが分かりました。70分のところを1時間弱で着いたことにります。 山の木々はすっかり葉を落としていて、枝の合間から丹沢山方面がよく見えました。北尾根では誰にもあわないかなと思っていましたが、ここで一組の家族連れに出会いました。一ノ沢峠から登ってきたようです。なかなかマニアックなファミリーです。 |
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合流してすぐに送電線の巨大な鉄塔の下を通過します。 鉄塔付近は視界がひらけており、三ノ塔、塔ノ岳、丹沢山の稜線が見渡せました。(下のパノラマ合成写真) |
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北尾根に出てからも急な登りが何度かあります。鉄塔を過ぎるとすぐにミズヒノ頭への登りとなります。 登山道は霜柱でいっぱい。これをバシバシと踏みながら進んでいきます。寒いので、昼前になっても日の当たる場所で少し融け始めた程度。ぬかるみがほとんどなく、いつもより歩きやすく感じました。 |
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11時13分、ミズヒノ頭を越えたところで、大山の山頂が見えました。まだもうちょっとあるなあという感じ。 |