犬越路から檜洞丸

2010.12.05


西丹沢自然教室 -- 用木沢出合 -- 犬越路 -- 檜洞丸 -- ゴーラ沢出合 -- 西丹沢自然教室



西丹沢は初めてというR隊員と檜洞丸へ。
冬型の天候がバッチリ決まって展望抜群、穂高連峰まで見えてしまいました。








歩行距離:約12km 累積標高:約1300m マーカーの位置は犬越路

【時間の記録】

西丹沢自然教室 
犬越路
ヤタ尾根分岐
檜洞丸
展望園地
ゴーラ沢出合
西丹沢自然教室 


08 : 46 発
10 : 26 着 - 10 : 35 発
12 : 28 着 - 12 : 35 発
13 : 12 着 - 13 : 40 発
14 : 36 着 - 14 : 42 発
15 : 21 着 - 15 : 30 発
16 : 14 着



Part1 西丹沢自然教室〜犬越路〜檜洞丸
Part2 檜洞丸〜ツツジ新道〜西丹沢自然教室

新松田駅 7時20分発のバスで西丹沢自然教室へ。秋の登山シーズンのピークを越えたので、もう増発便なしでも余裕の乗客数だった。

8時46分、自然教室を出発。
おなじみの景色である。
林道を15分ほど北上、用木沢出合で右折して登山道に入る。いつも自動車が何台か停まっている。
用木沢沿いの登山道を進む。最初のうちは、楽に歩けるが、岩や落ち葉が湿っていて滑りやすいところもある。
用木沢の河原に出ると、小笄と大笄が見えた。
目指す檜洞丸は、この稜線を左から右へ歩いて、さらに先へ行ったところ。
用木沢出合から30分ほどのところ。
このあたりはまだ楽だが、犬越路まで最後の600mは急な登りが続く。


10時26分、犬越路で一休み。
ポッコリと盛り上がったピークは大笄、その右側に檜洞丸の頂上。

犬越路を出発してしばらくすると富士山が見えてくる。山頂右下のピークは畦ヶ丸。

11時42分、小笄(ここうげ)のピークを通過。


「笄」の字は「こうがい」と入力すると変換できる。「かんざし」の意味があるが、山の形がかんざしに似ているとも思えず、名前の由来はよく分からない。
小笄の下り始めから見た大笄。大笄への登りは絶壁のように見える。複数の鎖場があり、手を使って登る部分が多くなる。
急斜面を登り終えたあとは、傾斜の緩むところが何度かあり、これが大笄のピークか?と騙される。

写真は、たぶん大笄のピークと思われる所。
12時28分、大笄と熊笹ノ峰との鞍部にあるベンチで小休止。ヤタ尾根を経由して神ノ川へ下るルートとの分岐にもなっている所である。ここから見る富士山も素晴らしい。


出発してから3時間半以上が経過。しかし檜洞丸はまだ先である。今年は南アルプスにも北アルプスにも登ったR隊員であるが、一日で登った量は今日が今年一番かもしれないとのこと。
熊笹ノ峰を過ぎるとようやく檜洞丸が正面に見えて、あと一息という感じがしてくる。


檜洞丸から下ってくる人と、ちょくちょくすれ違った。犬越路のルートは登るより下る人のほうが多いようだ。


檜洞丸の山頂は展望があまりよくないので、その手前で南アルプスを撮影。
左から塩見岳、白根三山(農鳥岳、間ノ岳、北岳)、仙丈ケ岳(ちょびっと)、甲斐駒ケ岳(右の三角)
高解像度画像もどうぞ

八ヶ岳の左側に白い山が見えて「あれは何?」。帰ってから調べたら、どうやら北アルプスの穂高連峰のよう。こんなに見えてしまってよいのだろうか!? (写真中央の少し上)

富士山と南アルプスを一望

13時12分、檜洞丸山頂。
どういうわけか、3月に同じコースを登ったときより30分ほど遅い。山頂はベンチがすべて埋まる程度の人。


ゆっくりしたいところだが、今の季節、日没は午後4時半なので、30分ほどの休憩で下山開始。


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丹沢ハイキング