ユーシンから同角山稜

2010.4.18


寄大橋 -- 雨山峠 -- 雨山橋 -- ユーシンロッジ -- 大石山 -- 同角ノ頭 -- ツツジ新道 -- 西丹沢自然教室

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歩行距離:約14km 累積標高:1850m(登り) 1720m(下り) マーカーの位置は大石山

【時間の記録】

寄大橋
登山道入口
雨山峠
雨山橋
ユーシンロッジ
大石山
同角ノ頭
石棚山稜分岐
ツツジ新道分岐
展望園地
ゴーラ沢出合
西丹沢自然教室


07 : 12 発
07 : 36 発
09 : 14 着 - 09 : 22 発
09 : 58 発
10 : 13 着 - 10 : 26 発
11 : 49 着 - 12 : 15 発
14 : 01 着 - 14 : 11 発
15 : 07 着 - 15 : 10 発
15 : 23 着 - 15 : 28 発
16 : 20 着 - 16 : 33 発
17 : 10 発
17 : 55 着



以前からの課題であった同角山稜を制覇しようという企画。玄倉からユーシンへの林道は通行止のままなので、寄(やどりき)から雨山峠を越えるしかない。檜洞丸に寄らずにツツジ新道を下ったとしても累積標高が1800mを越えるコースとなる。

このようなハードなコースを歩くには、そこそこ日は長いけれど気温は低めな4月が自分にとってベストではないかと思う。本当はブナの新緑を満喫できる時期がよいのだが、GWを過ぎるともう暑くてバテてしまいそうだ。

できるだけ早い時刻にスタートするため、渋沢駅から寄大橋までタクシーを利用した。今回は一人なので、なかなかのブルジョワ攻撃である。(料金は3000円あまり)

10分ほど林道を歩く途中で、早くも鹿が姿を現した。登山道入口のベンチで準備をしていると、あとからやってきた単独行の男性に声をかけられた。この男性とは雨山峠までの間、何度か話をすることになった。

7時36分、登山道入口をスタート。
8時21分、登山地図に「クサリあり」と書かれたところを通過。


このとき、濡れた丸木橋に登山靴が滑って、丸木の角に向う脛をおもいきりぶつけてしまった。あいたた・・・
脛をぶつけたところを赤い矢印で示した。クサリが終わって、よいしょと丸木橋の上にあがるときに滑ってしまったのである。濡れた丸木橋ほどたちの悪いものはない。
雨山峠に近づくと沢の中を歩くような状態になるが、いくつもの支流があってルートを間違えそうになる。特にピンク色のテープには要注意。テープがついている方へ進むと失敗することもある。


9時14分、雨山峠に到着。10分ほど休憩した。単独行の男性(自分もそうだが)は、雨山峠から檜岳の方へ向かわれた。
9時22分、雨山橋方面へ出発。ここから石棚山稜までは初めて歩く部分になる。

雨山峠からの下りも沢沿いのルートで、これまで登ってきた寄沢に似た景観だった。
下るにつれて沢の両側が切り立ってきた。ちょっとした渓谷と言ってもいいくらいの雰囲気である。

斜面に無理やりつけられたような登山道は、かなりの部分が桟橋になっている。危なっかしい所もないではないが、思ったほどではなかった。
雨山峠から35分ほどで雨山橋に到着、ユーシンロッジまで林道を歩く。人の気配は全くない。
10時13分、ユーシンロッジに到着。ついに丹沢の核心部に足を踏み入れたということで、感慨深いものがあった。
休業中のロッジの中を窓から覗いてみた。無人の状態のわりには綺麗な感じ。
なんとなく学校のような雰囲気。泊まってみると楽しいかもしれない。いつか再開してくれるといいのだが。
ユーシンロッジで一息ついたあと、いよいよ同角山稜へ。まずはロッジ脇の橋で沢を渡り、大石山を目指す。


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