下棚と畦ヶ丸
2010.10.23
西丹沢自然教室 -- 善六のタワ -- 畦ヶ丸 -- 大滝橋バス停
後半を見る
檜洞丸上空4000mより (カシミール3D使用)
歩行距離:約9km 累積標高:900m(登り) 約1000m(下り) マーカーの位置は下棚への分岐
【時間の記録】 西丹沢自然教室 下棚への分岐 登山道に戻る 善六のタワ 畦ヶ丸 大滝峠上 一軒屋避難小屋 大滝橋バス停 |
09 : 53 発 10 : 31 着 (滝へ寄り道) 10 : 50 着 11 : 54 着 12 : 46 着 - 13 : 24 発 14 : 09 着 - 14 : 18 発 14 : 46 着 16 : 06 着 |
|
ようやく涼しくなって、丹沢に行こうという気になった。ちょうど5ヶ月前、山中湖畔から縦走してたどり着いた畦ヶ丸に、また登ってみることにした。 天気がいいので新松田からの始発バスは混雑したと思われるが、この日に乗ったのは2便目の8時25分発。全員が余裕で座ることができた。ところがである。谷峨駅からジャージを着た高校生の団体が乗ってきて、バスはぎゅうぎゅう詰めになってしまった。 彼らは陸上部の部員だった。陸上部員が丹沢で何をするのかと思ったが、どうやら丹沢湖周辺で練習か何かあったみたいだ。調べてみると毎年11月には丹沢湖マラソンというのがあるらしい。そのコースの下見でもしたのだろうか。まあそれはよいとして、大勢だと谷峨駅ではバスに乗り切れない恐れがあるから、団体さんは新松田から乗ったほうがいいと思う。新松田なら富士急さんが増発便を出してくれるかもしれない。 陸上部員でパンパンになったバスは、それでも律儀に玄倉へ寄り道をするのであった。路線バスなので仕方ないとはいえ、むなしい話である。玄倉で乗り降りする人は、たいていの場合ゼロ人なのだ。上り坂になると、バスは通常のギアでは走れなくなり、一段低いギアで、ウンウンうなりながら走った。こんなにしてまで玄倉へ行かねばならないのだろうか。 玄倉のバス停が見えた。ああ、やっぱり誰もバスを待っていない。しかし、ただ一人、玄倉で降りた女性がいたのである。ああよかった。玄倉まで来た甲斐があった。多くの人が、心の中で彼女に手を合わせたに違いない。 |
9時53分、西丹沢自然教室をスタート。いつもより遅い時刻だが、畦ヶ丸なら問題ない。 | ||
西沢沿いの登山道を歩くのは5回目になる。全体で6時間ほどの行程ということもあり、散歩をするような気分である。 |
||
下棚(という名の滝)への分岐に着いた。実は、この滝はまだ見たことがない。3年半前に一度見ようとしたが、道を間違えて失敗してしまった。 間違えるほど難しいのかというと、まったくそんなことはない。写真の沢にそって歩くだけである。 |
||
分岐から5分ほどで下棚に到着。実に涼しげな滝だ。夏の丹沢に登りたいとは思わないが、ここまでなら来てもいい。 右側の写真は、少し角度を変えてスローシャッタ(1/6秒)で撮影したもの。最近のデジカメはコンパクトでも手振れ補正の性能がよくなり、三脚なしでもこれくらいは撮れるようになった。 |
||
登山道に戻ってからも沢沿いを歩く。いくつ渡ったか分からなくなるほど橋が多い。 |
||
次に、本棚への分岐に着くが、本棚は見たことがあるので今回は省略。 |
||
沢の上流部に来るとほとんど水がなくなり・・・ | ||
やがて沢から離れて尾根のほうへ上がっていく。 | ||
巨大な岩の直撃を受けたのだろうか、丸木橋が破壊されている所があった。(写真は通過してから振り返ったところ。) |
||
11時54分、善六のタワ。今回のコースで唯一眺めのよいところ。左は石棚山稜。 |
||
善六のタワを過ぎると現れる梯子と階段。 |
||
立ち枯れたブナにキノコがいっぱい。 名前はぜんぜんわからない。 |
||
次のページへ |