12年ぶりに釧路の中心街を歩いた。人がいなかった・・・。 |
釧路は道東の中心都市、北海道でも4番目に人口の多い市である(約19万人)。駅前から幣舞橋(ぬさまいばし)に至るメインストリートは堂々の片側3車線。日銀が支店を置くほどの街なのだが、しかし中心部の商店街は壊滅的な状況だった。とにかく、人がいないのである。 | ![]() |
人が来ないのだから、当然、店はやっていけなくなる。シャッターを下ろした店舗が続く。 |
ベスト電器も撤退。 |
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もちろん、営業している店もたくさんあるが、お客さんが入っている所は少ない。残った店もいつまでやっていけるのか心配になる。12年前の様子ははっきりとは覚えていないが、少なくともこんなゴーストタウンのような状況ではなかったはずだ。 |
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夜になってもやはり人がいない。ネオン街も寂しいもの。 | |
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北海道では札幌への一極集中が進み、道北や道東の町はどこも厳しいらしい。ただでさえ厳しいのに、釧路では郊外に大きな商業施設ができて、中心街がすっかり寂れてしまった。 |
釧路川の夕暮れ |
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幣舞橋 |
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摩周湖、阿寒湖、釧路湿原、霧多布・・・。旅行者にとっては、そういう自然があるだけで十分なのかもしれないが、旅先に活気のある街があるとさらに楽しみが増すというもの。道東の都、釧路の復活を願うばかりだ。 |
18時42分、おおぞら12号で札幌に戻った。 (特急でも4時間かかる!) |
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