北海道 2006年 8月


Part 6


8月4日

午後からどんどん天気が悪くなる予報。とりあえず弟子屈の宿を出てプラプラした。

硫黄山の近くに、おいしいアイスクリーム屋さんがあるというので行ってみた。
くりーむ童話という店。

チョコのほうはいまひとつだけど、バニラはなかなかおいしかった。
全国各地の北海道物産展で出店しているので、見かけたら買ってみよう。
8/25(金)〜9/3(日):千葉マリンピア
9/5(火)〜9/12(火):ジャスコ秦野店



サクラマスの遡上

アイスを食べたあと、サクラマスの遡上を見られる滝に向かった。弟子屈の宿のオーナーに教えてもらった名所(?)である。オーナーは、なかなかのカメラ愛好家でデジカメ談義で盛り上がった。

サケやマスの遡上なんて見たことがないので、どんな光景が繰り広げられるのか興味津々。オーナーの話では、不思議なことに午後になるとたくさん魚がジャンプするらしい。

川のそばの駐車場に着いたのは午前11時前。滝から戻ってきたおじさんは、「ぜんぜんおらんかった」と残念がっていたのだが・・・
滝は落差が2mくらい。幅が広いこともあって、滝というか単なる段差というか微妙なところだ。しかし、滝に近づいて初めて水面に目をやった瞬間、黒っぽい物体が水の中から跳ね上がった。
たしかにいる! だが、やはり時間が早いのだろうか、ジャンプが見られるのは5分に1回くらいだった。

しかし、本当に不思議なことに、時間が経つにつれて、どんどんジャンプの回数が増えていった。正午をすぎると1分間に何度も(多いときで10回くらい)見られた。2匹が連続することも珍しくなかった。


次の2枚は、望遠ズームで撮って大幅にトリミングしたもの。魚が大きくなるのはいいけど、滝をのぼっていることが分からなくなってしまうかな?
こういうシーンはフィルムだと撮る気になれないが、デジタルならダメモトで何度もシャッターを押して遊べる。


ところで、この滝のぼりの成功率はどれくらいなのだろう? 僕が見ているうちは一匹も成功しなかったような気がする。もっと水量が多くて、水の柱が太いとのぼりやすいのだろうか? この日の様子だと、上流側に辿り着くのはほとんど奇跡のように思われた。岩にたたきつけられたのだろうか、傷を負ったマスもいた。ちょっとかわいそうな気がした。


2時間ほどサクラマスを見たあと、知床に向かった。途中で雨が降ってきて、ウトロに着いたころは土砂降りになった。仕方なく、土産物を買ったりして時間を潰した。



デジタルカメラ: FinePix F30, EOS 5D


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