東西カップ麺対決 第6回 日清UFOやきそば編 1999.07.17


写真はすべて左が西、右が東。


今回もっとも興味深かったのは、ソースの違いである。
西はドロッとしいて油とソースが完全に分離している。
東は油が粒状になって混じっており、
サラッとした和風ドレッシングに似ている。
といっても醤油の味はせず、あくまでソースであるが。


ふりかけの袋は同じ色だったのに
青ノリの刻み方が異なる。
毎度のことながら芸が細かく、感心させられる。




出来上がりの見た目はほとんど変わらない。
わずかに西の方が色が濃く仕上がった程度。
食べてみても、ソースが違った割に、あまり違いは感じないが、
ひとつ確かなのは、西の方がソースのスパイスがよく効いていること。
むかし、駄菓子屋にソースを塗って食べるせんべいが売っていたが、
あのソースみたいに、少し鼻をツンと刺激するようなところがある。
一方、東は大人向けの落ち着いた味付けと言えるだろうか。

どちらを取るかと言われれば迷うところだが、
いかにもソース焼きそばという感じの懐かしさが欲しければ西を、
そうでなければ東を選ぶのが無難であろう。

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