塔の岳(表尾根〜大倉尾根)

2016.05.22

7年ぶりに丹沢の黄金ルート(表尾根〜塔ノ岳〜大倉尾根)を歩きました。

【時間の記録】
富士見橋
二ノ塔
三ノ塔
烏尾山
新大日小屋
塔ノ岳
花立山荘
大倉バス停

09 : 12 発
10 : 08 - 10 : 13発
10 : 32 - 10 : 48発
11 : 12 着
12 : 28 着
13 : 13 - 14 : 05発
14 : 38 - 14 : 48発
17 : 10 着


H隊員と秦野駅で待ち合わせ。8時18分のバスに乗るつもりでいたが、あまりにも人が多かったのでタクシーを利用することにした。ヤビツ峠の先の富士見橋で降ろしてもらって、9時12分スタート。


表尾根-塔ノ岳-大倉尾根は、丹沢で最も人気のルートといってよいが、しばらくご無沙汰しているうちに7年ぶりとなってしまった。2人とも運動不足な毎日、いったい何時間かかるであろうか。
登山口からしばらく歩いたところの様子。

左側の杉林が間伐され、昔よりも明るい印象になっている。
二ノ塔に近づくと、南側の展望が開けてくる。
霞んではいたが、江の島、三浦半島、房総半島まで見わたせた。
登山口から56分で二ノ塔に到着。やはり昔に比べると遅めのペースだ。


三ノ塔から表尾根の展望。なんど見ても素晴らしい。


夏服(?)に着替えたお地蔵さんに見守られながら、三ノ塔の崖を下る。いつのまにか木の階段が設置され歩きやすくなっている。しかし後半は階段がなくなり、ザレた斜面が滑りやすい。

烏尾山を過ぎたところで、「アセビの園」とでも呼びたくなるような場所があった。前からこんなだったか?
行者ヶ岳の鎖場を下るのも7年ぶりだが、難なく通過。


しかし、行者ヶ岳をすぎてカイサク小屋跡への登りを前にしたところで正午になってしまい、もう2人ともここで十分という気分になってしまった。カイサク小屋の所まで行って帰ろうかとか言いつつ・・・
なんとか新大日に到着。正午を過ぎてたいぶ暑くなってきた。でもここまで来たらもう塔ノ岳を目指すしかない、ということで。

新大日を過ぎて標高が高くなると、トウゴクミツバツツジが見頃だった。

塔ノ岳へ向かう稜線上のヤセ尾根が崩れ、迂回路が設置されていた。崩れゆく山丹沢ではあちこちでこのような迂回路が見られる。


13時13分、塔ノ岳(1491m)着。H隊員が持参してくれた冷凍ビールで乾杯。ちょうどいい具合に融けてバッチリだった。彼が丹沢にビールを持って来なかったことは一度もない。

H隊員はカップヌードルのカレー味、ぼくは普通味の昼食。よい季節なので山頂は大勢の人。以前に比べると若い人が急激に増えたことに驚く。

50分ほど休憩してから下山開始。もう少しゆっくりしていたかったが、暑いので出発。

花立山荘前でまた少し休憩。ながいながい大倉尾根の下りに備える。
ながいながい大倉尾根、いつまでも続く。急な下りで膝の筋肉が強張ってきた。H隊員も脚のどこかが痛くなってきたらしい。
17時10分、大倉着。

結局、のぼり4時間、下り3時間かかった。まあこんなものであろうか。

翌日以降、近年まれにみる激しい筋肉痛に見舞われた。やはり丹沢は厳しい山であった。でも行ってよかった。


丹沢ハイキング