鳥ノ胸山

2011.04.10

道志村観光農園 -- 秋葉山 -- 鳥ノ胸山 -- 平指山 -- 浦安峠 -- 道の駅どうし







歩行距離:約8km / 累積標高:約660m マーカーの位置は平指山

【時間の記録】
道志村観光農園入口
秋葉山
鳥ノ胸山
浦安峠
道の駅どうし

09 : 29 発
10 : 06 着
11 : 21 着 - 12 : 13 発
13 : 29 着 - 13 : 38 発
15 : 00 着


K隊員と道志村観光農園から秋葉山を経由して鳥ノ胸山(とんのむねやま 1208m)に登った。下りは平指山と浦安峠を経由して道の駅どうしへ。今回はルートの全体が山梨県内という空前絶後な丹沢ハイキングである。(つまり神奈川県に全く入らない)


道の駅どうしに車を停めたあと、国道413号線を東へ。観光農園入口を示す看板のところを右折。
適当に歩いていくと登山道の案内板があった。
やがて登山道の入口が見つかった。「ここは横浜市の水源です!」と書いてある。
しばらくすると急な階段が出現。すぐ終わると思ったらそうでもなく、しつこく続く。

我々のほかに登っている人の気配はない。しかし国道を走るバイクの音が絶えず聞こえてくるので、静寂な山とは言えない。
30分ほどで秋葉山(887m)に到着。天気予報は晴れだったが、ガスのため何も見えず。
秋葉山から鳥ノ胸山へ向かう登山道は破線ルートになっている。踏み跡が不明瞭なところもあるが、尾根に沿って登っていくだけなので、迷うことはなかった。
上のグラフを見ると分かるが、標高900mから1000mにかけては、ものすごい急斜面である。幅の広い尾根を、なんとか登りやすいところを探しながら進むが、土が軟らかいのでズルズルとずり落ちながら這い上がる感じ。ここでかなり体力を使ってしまった。

←写真は急斜面の途中にあった巨大な岩。

急斜面のあと、石がゴロゴロした痩せ尾根もあった。ずっとガスったままなのでK隊員は退屈してきた模様。

やがて道の駅からのルート(こちらは実線)と合流、さらに少し歩くと鳥ノ胸山の山頂に着いた。
お湯を沸かしてカップヌードルの昼食。K隊員は愛媛で買ったという見慣れないカップ麺。コーヒーも飲んで50分ほど滞在。
下山を始める頃になってようやくガスが晴れてきた。
鳥ノ胸山から南へ下る登山道もなかなかの急勾配で、ロープが張ってあった。
しばらくして振り返ると、鳥ノ胸山の形を確かめることができた。
「雑木ノ頭」という所で道が2つに分かれる。曖昧な記憶により、間違って道志の森キャンプ場のほうへ進んでしまった。やはり横着せずに地図を確認しなくてはいけない。
間違いに気づいて、十数分後、雑木ノ頭に戻ってきた。こんどは道志の湯のほうへ進む。

このあたりはボーイスカウトの活動エリアになっているようで、オリエンテーリングの番号札があったりする。
次の目標は平指山(1146m)だったが、どこが山頂かよく分からないまま通過してしまった。左の写真の松林の少し手前だったようだ。
13時29分、林道の浦安峠に到着。
峠の周辺をブラブラすると、大界木山への登り口があった。当初はここから甲相国境尾根に上がることも考えていたが、いまひとつ気分が乗らないので林道を歩いて道の駅に戻ることにした。(だから、神奈川県内に一歩も入らない希有な丹沢歩きとなった。)
林道は舗装されていない。土というか砂利というか、白っぽい色をしており、独特な雰囲気。
林道脇の沢っぽい窪みには、まだ雪が残っていた。
林道歩きは一時間以上を要した。


K隊員に杉の雄花を揺らしてもらって、杉花粉を激写。つらい季節はもうしばらく続きそうだ。

15時ちょうど、道の駅に戻ってきた。

距離も時間も短めだったが、鳥ノ胸山の登りがきつかったせいか、しっかり疲れてしまった。



丹沢ハイキング