丹沢三峰
2009.04.12


宮ヶ瀬(三叉路) -- 高畑山 -- 丹沢三峰 -- 丹沢山 -- 塔ノ岳 -- 大倉バス停


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歩行距離:約20km  累積標高:上り 約 2080m 下り 約 2090m
マーカーの位置は瀬戸沢ノ頭


【時間の記録】

宮ヶ瀬(三叉路)
高畑山
本間ノ頭
丹沢山
竜ヶ馬場
塔ノ岳
大倉バス停


07 : 49 発
09 : 01 着 - 09 : 10 発
11 : 05 着 - 11 : 19 発
13 : 08 着 - 13 : 41 発
14 : 01 着 - 14 : 13 発
14 : 54 着 - 15 : 12 発
17 : 53 着




長年の課題であった丹沢三峰(本間ノ頭、円山木ノ頭、太礼ノ頭)を縦走した。宮ヶ瀬から丹沢山・塔ノ岳を経て大倉に下りるコースは全長20km、累積標高は2000mを越える。ぼくにとっては日の長い季節でないと日帰りは厳しい。だが、日の長い季節はヒルの季節でもある。ヒルに血を吸われるのはイヤだ。春分の日を過ぎて、日の長さはそこそこ、でも朝の気温はまだ10度台前半という今の季節こそがチャンスだ。

本厚木6時55分発宮ヶ瀬行のバスに乗り、終点のひとつ手前、三叉路で下車。バス停のそばに本当に三叉路があって、ヤビツ峠へ向かう県道に入るとすぐに登山口が見つかる。近くの橋からは、ボンヤリと霞んだ宮ヶ瀬湖が見えた。7時49分スタート。


このルートでは、ちょうど半年前にW隊員がヒルに襲撃されてしまった。今年もそろそろ危ない季節が近づいているが、しばらく雨も降っていないことだし、出そうな雰囲気はなかった。

9時1分、高畑山に到着。ここで最初の休憩。
当然といえば当然だが、半年前と比べると風景が全く異なる。淡いグリーンの芽吹きと鳥のさえずり。実に爽やかな春の散歩道である。
11時5分、丹沢三峰のひとつ本間ノ頭に着いた。スタートからすでに3時間以上経っている。ベンチで一休みして、バームクーヘンで燃料補給。

前回は本間ノ頭で引き返したので、この先は初めて歩く部分になる。

本間ノ頭を出発して、いよいよ未知の領域に足を踏み入れた。

本間ノ頭の次は円山木ノ頭かというと、そうではなく、途中に無名ノ頭というピークがある。歩いてみると確かに明瞭なピークが存在する。これなら丹沢四峰じゃないの?という気もするが、遠くから眺めたとき4つに見えた記憶はないので、やっぱり丹沢三峰でいいのだろう。


←視界の開けた所から蛭ヶ岳が見えた。
11時50分、円山木ノ頭を通過。
あたり前だけど、丹沢三峰を通過中は、登ったり下ったりが連続する。写真は円山木ノ頭を振り返ったところ。

付近にはブナの木が多いが、御多分にもれず
このあたりも立ち枯れや倒木が目に付く。
ひときわ大きなブナの木
12時13分、太礼ノ頭を通過。

鹿から守るために木の幹に青いネットが巻かれている。とにかく丹沢は鹿が増えすぎているらしい。
丹沢三峰を過ぎて、さらに標高を上げていく。窪地にわずかに雪が残っていた。2週間前は真っ白だったと思うが、あっというまに解けてしまった。
宮ヶ瀬をスタートしてから5時間が経過。丹沢三峰のアップダウンで、じわじわと疲労が蓄積してきた。丹沢山はもうすぐそこのはずだが、なかなか着かない・・・
13時8分、丹沢山。やっと着いた。もうすっかり疲れてしまった。

朝のうちは曇っていたが、昼になると晴れてきて、ちょっと暑いくらい。昼食のために30分ほど休憩。


丹沢山からみた不動ノ峰(左側、1614m)と神奈川最高峰の蛭ヶ岳(1673m)。


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丹沢ハイキング