寄から鍋割山
2010.4.13


寄バス停 -- 栗ノ木洞 -- 後沢乗越 -- 鍋割山 -- 小丸 -- 小丸尾根 -- 二俣 -- 大倉バス停

地図はNo.44を参照

ようやく杉花粉がおさまったので、半年ぶりに丹沢を歩いた。先週末が雨だったこともあり、鍋割山はとても混雑していたが、山の早春の景色を楽しめた。

【時間の記録】

寄バス停
櫟山
後沢乗越
鍋割山
小丸尾根入口
二俣
大倉バス停


08 : 35 発
10 : 13 着 - 10 : 32 発
11 : 14 着 - 11 : 14 発
12 : 42 着 - 14 : 14 発
14 : 49 発
16 : 53 着
18 : 15 着



新松田で寄(やどりき)行きのバスに乗り込んだ瞬間、あまりの乗客の多さに西丹沢行きと間違えたかと思ったが、間違ってはいなかった。

終点の寄で下車。寄から鍋割山をめざす人もけっこういた。

登山道に入るまでは、茶畑の間を縫うように歩いていく。畑の脇に、枝垂れ桜が残っていた。
よく見るとお茶の新芽が伸びつつある。そのうち摘まれるのだろうか。
最後の茶畑の奥から鹿柵を開けて、登山道に入る。途中で一度、三廻部林道を横切る。これまでに幾度となく歩いたコースである。
櫟(くぬぎ)山の手前は、急斜面の尾根に針葉樹が植林されている。丹沢で頻繁に目にする光景である。
10時13分、櫟山で小休止。

驚いたことに、自分を含めて最大8名ものハイカーがこの山頂に存在する瞬間があった。櫟山でさえ8名である。鍋割山ではどうなるのか。
栗ノ木洞を通過して、後沢乗越でまた少し休憩。いろんな木の微妙な色合いの芽吹きが混じって、なかなか美しい。
標高1000m付近まで来ると、山桜がちょうどいい具合に咲いていた。
いくつかの偽頂上を経て、12時42分、鍋割山に到着。

山頂には数えきれないくらいの人。鍋焼きうどんを注文したら、1時間も待つはめに。おかげで下山開始が14時14分と、えらい遅くなってしまった。
それでも予定通り、鍋割山稜を小丸のほうへ向かった。左手に、丹沢最高峰の蛭ヶ岳、不動ノ峰。
アセビの花もよく目にした。葉を煮て殺虫剤を作れるほどの毒があるらしい。
小丸は標高1341m。本日の最高地点である。ブナ林はまだ冬の景色。
14時53分、小丸尾根を下りはじめた。ここの下り口からの眺めは素晴らしい。うっすらとではあるが、真鶴半島、江の島、三浦半島が見渡せた。画面中央の山は栗ノ木洞。
長い長い小丸尾根をひたすら下る。時間が遅くなったおかげで太陽の位置が低くなり、写真を撮るには都合がよくなった。
小丸尾根を下りきって二股に着いたときには、5時前になっていた。
二股でも綺麗な桜を見つけた。


このあと1時間以上の林道歩き、なんとか明るいうちに大倉バス停に着いた。



大倉の「さか間」は18時で閉店。蕎麦を食べられなかったのは大変残念。なべ焼きうどんよりもこちらを優先すべきであった。


丹沢ハイキング