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7時50分秦野初蓑毛行きのバスに乗った。バスは意外なほど空いていた。
終点の蓑毛で降りて、春岳沢沿いの登山道(最初のうちは舗装道)をヤビツ峠へ向かう。
紅葉はだいぶ終わってしまったが、まだ少し赤い葉をつけた木が残っている。 |
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1時間ほどでヤビツ峠に到着。2週間前にくらべると人は少ないが、なぜか団体さんが多い。
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ヤビツ峠から地獄沢橋まで、長い長い林道歩き。ゆるやかな下りで、200mほど標高を下げる。富士見橋(表尾根への登山口)から先は、我々二人だけになった。
途中、林道が大きくU字型にくねる部分をショートカットできたはずなのだが、うっかり見逃して余分に歩いてしまった。 |
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ヤビツ峠から1時間。ようやく地獄沢橋に到着。蓑毛バス停からだと2時間経っている。
あまり目立たないが、橋を渡った林道の右側に大山北尾根への登山口がある。
登り始めの部分、ちょっと道が分かりにくい。いきなり尾根上のピーク(667mのピーク)を目指すのではなく、しばらくは沢に近いところを歩く。 |
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667mのピークの先へ回り込むような形で尾根に出る。ここから、かなりの急登となる。
5年前の記憶より明らかに大変な登りに感じられた。やはり体力が低下しているのだろうか。
写真は下のほうを振り返ったところ。部分的にプラスチック製の階段が設置してある。 |
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急な登りを30分ほど頑張ると傾斜が緩み、北側の展望が開けたところがあった。
はるか彼方に雪化粧した山がうっすらと見えた。帰ってから調べたら、奥日光の男体山と女峰山だった。(写真では見えない)
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標高913mの分岐点。
一ノ沢峠を指す部分が壊れている。 |
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分岐点の少し先の16号鉄塔。東側を向くと、三ノ塔から塔ノ岳、丹沢山の眺めが素晴らしい。この地点からは富士山は見えない。
奥に見えているのはミズヒノ頭。ミズヒノ頭への登りもなかなかきつくて骨が折れた。 |
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11時46分、ミズヒノ頭に到着。ここまで来ると塔ノ岳の左側に富士山がちょこっと見える。
ミズヒノ頭で昼食を取ることにした。破線ルートだけあって、ベンチ等は一切置かれていない。慎重にシカの糞を避けながら草の上に腰を下ろした。
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12時25分、ミズヒノ頭を出発。
写真は少し歩いてからミズヒノ頭を振り返ったところ。 |
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この日は冷え込みがきつく、昼になっても霜柱が解けずに残っていた。雪が積もったかのように地面が真っ白な所も。 |
西沢ノ頭をすぎ、大山に近づくにつれ富士山がたくさん見えるようになる。 |
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西沢ノ頭から20分ほど歩いたところで、何かを運搬するためと思われるレールが出現。
← 線路は続くよどこまでも♪
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モノレールと塔ノ岳 |
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レールはいつのまにか登山道から離れ、見えなくなってしまった。
← 大山山頂のすぐ手前でシカ柵越えあり。5年前にはなかったはず。脚立が置いてあったので問題なく通過。 |
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これまでの静けさとは打って変わって賑やかな大山山頂。こんな寒い日になんでこんなに多くの人が? 空気が澄んでいて展望は抜群。東京湾の向こうの房総半島まで見渡せた。写真は東京都心の方向。 |
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大山からの下りは、わりと普通の格好をした人も多いが、登山道はけっこう険しい。大きな石や段差の大きな階段が多く、歩きにくい。 |
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とんでもない傾斜の階段を下ると下社に到着。
結局、今回も下社からケーブルカーに乗ってしまった。 |
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ケーブルを降りたあとは、お楽しみの大山豆腐。H隊員とは「丹沢好き」以外に「豆腐好き」という共通点もあることが判明!
ビールも飲んで、すっかりいい気分になって伊勢原駅行きのバスに乗った。
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