大山(北尾根)

2008.12.07


蓑毛バス停 -- ヤビツ峠 -- 地獄沢端 -- ミズヒノ頭 -- 大山 -- 下社


H隊員と2年ぶりの大山。北尾根を歩くのは5年ぶりになります。5年前と比べるとミズヒノ頭までの登りがずいぶん急に感じられ、体力の低下を痛感。








歩行距離:約12.5km  累積標高:上り 約 1380m 下り 約 990m
マーカーの位置はミズヒノ頭



【時間の記録】

蓑毛バス停
ヤビツ峠
地獄沢橋
ミズヒノ頭
西沢ノ頭
大山
下社


08 : 12 発
09 : 15 着
10 : 13 着
11 : 46 着 - 12 : 25 発
12 : 43 着
13 : 32 着 - 13 : 56 発
14 : 45 着



7時50分秦野初蓑毛行きのバスに乗った。バスは意外なほど空いていた。

終点の蓑毛で降りて、春岳沢沿いの登山道(最初のうちは舗装道)をヤビツ峠へ向かう。

紅葉はだいぶ終わってしまったが、まだ少し赤い葉をつけた木が残っている。
1時間ほどでヤビツ峠に到着。2週間前にくらべると人は少ないが、なぜか団体さんが多い。

ヤビツ峠から地獄沢橋まで、長い長い林道歩き。ゆるやかな下りで、200mほど標高を下げる。富士見橋(表尾根への登山口)から先は、我々二人だけになった。

途中、林道が大きくU字型にくねる部分をショートカットできたはずなのだが、うっかり見逃して余分に歩いてしまった。
ヤビツ峠から1時間。ようやく地獄沢橋に到着。蓑毛バス停からだと2時間経っている。

あまり目立たないが、橋を渡った林道の右側に大山北尾根への登山口がある。


登り始めの部分、ちょっと道が分かりにくい。いきなり尾根上のピーク(667mのピーク)を目指すのではなく、しばらくは沢に近いところを歩く。
667mのピークの先へ回り込むような形で尾根に出る。ここから、かなりの急登となる。


5年前の記憶より明らかに大変な登りに感じられた。やはり体力が低下しているのだろうか。

写真は下のほうを振り返ったところ。部分的にプラスチック製の階段が設置してある。
急な登りを30分ほど頑張ると傾斜が緩み、北側の展望が開けたところがあった。

はるか彼方に雪化粧した山がうっすらと見えた。帰ってから調べたら、奥日光の男体山と女峰山だった。(写真では見えない)

標高913mの分岐点。
一ノ沢峠を指す部分が壊れている。
分岐点の少し先の16号鉄塔。東側を向くと、三ノ塔から塔ノ岳、丹沢山の眺めが素晴らしい。この地点からは富士山は見えない。


奥に見えているのはミズヒノ頭。ミズヒノ頭への登りもなかなかきつくて骨が折れた。
11時46分、ミズヒノ頭に到着。ここまで来ると塔ノ岳の左側に富士山がちょこっと見える。


ミズヒノ頭で昼食を取ることにした。破線ルートだけあって、ベンチ等は一切置かれていない。慎重にシカの糞を避けながら草の上に腰を下ろした。

12時25分、ミズヒノ頭を出発。

写真は少し歩いてからミズヒノ頭を振り返ったところ。
この日は冷え込みがきつく、昼になっても霜柱が解けずに残っていた。雪が積もったかのように地面が真っ白な所も。


西沢ノ頭をすぎ、大山に近づくにつれ富士山がたくさん見えるようになる。

西沢ノ頭から20分ほど歩いたところで、何かを運搬するためと思われるレールが出現。



← 線路は続くよどこまでも♪


モノレールと塔ノ岳
レールはいつのまにか登山道から離れ、見えなくなってしまった。


← 大山山頂のすぐ手前でシカ柵越えあり。5年前にはなかったはず。脚立が置いてあったので問題なく通過。

これまでの静けさとは打って変わって賑やかな大山山頂。こんな寒い日になんでこんなに多くの人が? 空気が澄んでいて展望は抜群。東京湾の向こうの房総半島まで見渡せた。写真は東京都心の方向。

大山からの下りは、わりと普通の格好をした人も多いが、登山道はけっこう険しい。大きな石や段差の大きな階段が多く、歩きにくい。
とんでもない傾斜の階段を下ると下社に到着。


結局、今回も下社からケーブルカーに乗ってしまった。
ケーブルを降りたあとは、お楽しみの大山豆腐。H隊員とは「丹沢好き」以外に「豆腐好き」という共通点もあることが判明!


ビールも飲んで、すっかりいい気分になって伊勢原駅行きのバスに乗った。



丹沢ハイキング