カシミール3Dで見る丹沢
カシミールとは何ぞや?
丹沢で歩いたコースを地図上に見やすく表示できないかと思って、カシミール3Dというソフトを使ってみた。カシミール3Dには多くの機能が備わっているが、あえて一言で表現するなら山岳展望シミュレーターであろうか。 前からその存在は知っていたのだが、単に地図を立体表示するくらいのものと思っていた。しかし今回使ってみて、その高機能さに驚いてしまった! まずは、次の写真をご覧いただきたい。 昨年秋、大山山頂からヤビツ峠へ少し下った所から撮影した富士山と塔ノ岳である。 |
そして、カシミール3Dで同じ展望を再現したのが下の画像。 至近距離を除くと、山の重なり具合など本物とまったく同じ! 地形データさえあれば、自由な視点位置からの画像が作れてしまう。 |
さらにはこんな画像も作れる。 8月某日の午後6時すぎ。太陽が塔ノ岳付近に沈む所である。 雲の種類や高さ、遠景の霞み具合も自由に設定できる。 |
ここまでくると、単なる地図表示ソフトではなく、CG(コンピューターグラフィックス)による山岳写真シミュレーターと呼んだ方が正しい。 これが個人によるフリーソフトなのだから驚き。詳しく知りたい人は、作者であるDAN杉本氏のカシミール3Dのホームページをどうぞ。 |