丹沢山・蛭ヶ岳
2004.5.8

塩水橋--丹沢山--蛭ヶ岳--丹沢山--塩水橋

Part3

蛭ヶ岳 → 塩水橋

13時02分、鬼ヶ岩。
2つの岩の間から蛭ヶ岳を振り返る。行きよりもガスが晴れてよく見えた。

不動ノ峰を過ぎたあたり。丹沢山への長い登りが待っている。


丹沢山と蛭ヶ岳の間で出会った登山者は、山歩きに慣れていそうな人が多かった。みんなペースが速く、大山あたりとはレベルが違う感じ。


丹沢山への登りで、不動ノ峰を振り返ったところ。だいぶ霧が晴れてきた。
14時10分、丹沢山まで戻ってきた。
ここで10分ほど休憩。
14時45分、堂平への分岐を通過。
このあたりはブナの新緑がとても綺麗だった。
大山と長尾尾根の眺め。昨年10月に全く同じ場所から撮影した写真がある。
15時22分、「友ここに眠る」標識で休憩。標識の表には塩水橋60分とあり、行き先を示すように立っている。この標識とロープがなかったら、本当に迷ってしまいそうな所だ。どの方向にでも歩いて行けそうな気がする。

もう少し行ったところで、フェンスにぶつかり、左右どちらに進めばよいのか分からなくなる所があるが、そこは左に行くのが正解。

天王寺尾根の(下りの)後半は、杉の植林と鹿避けフェンスばかり。景色はつまらないくせに急な下り坂が延々と続く。疲労もたまってきて、いい加減、嫌になってくる。


16時04分、天王寺峠。
ここまで来れば、あと一息だ。
16時22分、本谷川に沿う林道に出た。
ここからは舗装された道路を歩くが、それでも休憩せずにはいられないほど疲れ切ってしまった。

丹沢山からの所要時間はちょうど2時間。痛い脚をかばいながら下った昨年10月の3時間15分よりは大幅に短縮している。
16時50分、車止めゲートをくぐって塩水橋にゴール。蛭ヶ岳山頂から4時間15分だった。

このあとは、K隊員お気に入りのバーミヤンへ。炒飯、餃子にドリンクバーとデザートまでつけた晩飯を食べて解散した。


まとめ

蛭ヶ岳への日帰り登山は、予想通りハードなものであった。年老いた私には、体力的にこれくらいが限度かもしれない。でも、元神奈川県民として神奈川県最高峰を制覇できたのは意義深いことであった。

ありきたりの感想ではあるが、ブナの新緑が綺麗だった。標高の高い所では山桜が楽しめた。丹沢山から蛭ヶ岳にかけては天気がよければもっと気分が良かっただろう。シロヤシオツツジも少しではあるが咲いていた。雲の切れ間から薄日がさして、逆光気味に照らされたのが印象に残っている。

デジタルカメラ: Canon PowerShot S45


前に戻る


丹沢ハイキング