丹沢山・蛭ヶ岳
2004.5.8

塩水橋--丹沢山--蛭ヶ岳--丹沢山--塩水橋

人数:3人


2004年最初の丹沢ハイキングは、丹沢最高峰の蛭ヶ岳に挑戦しました。一緒に登ったのは、昨年、鍋割山&塔ノ岳に同行してくれたK隊員、W隊員です。


蛭ヶ岳(ひるがたけ)とは?
丹沢最高峰であると同時に、神奈川県で一番高い山でもある。なのに、知名度はいまひとつ。長年神奈川に住んでいても知らない人が多いと思う。丹沢山塊の奥地にあって市街地からほとんど見えないのがその理由であろうか。

蛭ヶ岳の標高は1673mとたいしたことはないが、どこから登るにしても長時間の歩行を強いられる。素人が日帰りできるルートはごく限られる。今回は塩水橋から天王寺尾根、丹沢山を経由して登ることにした。帰りは同じコースを下る。丹沢山から塩水橋までの下りは、昨年10月にK隊員と一緒に歩いている。


塩水橋と蛭ヶ岳の標高差は1200mあまり。累積標高差は1700mを超える。歩行距離は往復で16.5km。これまでの丹沢ハイキングで最もハードなコースかもしれない。一般人にとっては、日の長い季節でないと難しいと思う。参考までに昨年5月のコースも表示してみた。新宿の東京都庁からだとこんな風に見える。




塩水橋 → 丹沢山

午前4時すぎに池上を出発。タクシーで横浜市内のW隊員宅付近まで行って、W隊員の車にのせてもらった。本厚木駅でK隊員と合流、コンビニで買い物をして、宮ヶ瀬湖方面へ向かった。さすがは神奈川県民のW隊員、この辺りの地理は完璧に把握していて、何の迷いもなく車を走らせていく。

塩水橋に着くと、すでにかなりの車が駐車してあった。準備をして、6時25分ごろ出発。
しばらく林道を歩いて、登山口に到着。
登山道に入ったのは6時52分

登り始めて20分ほどで天王寺峠に出る。(標識の上に小さく書いてある。)
峠で登山道が左に折れ曲がっていて、そこから尾根づたいに登っていく。天王寺峠までに1回、尾根に出てから2回、鹿避けのフェンスを越える。
7時51分、昨年迷いそうになった幅の広い尾根に着いた。天気は曇りで、少しガスがかかっている。登山口からちょうど1時間歩いたので小休止。このちょいと先に、「友ここに眠る」の標識がある。
8時47分、堂平への分岐。登山口からすでに2時間近く経っている。丹沢山まであと40分ほどだが、この先も崩落地(鎖場)があったりしてなかなか大変。
鎖場を過ぎてからも、けっこうしんどい登りが続く。ガスはますます濃くなって、木の枝からポタポタ水滴が落ちてくる。

9時24分、丹沢山山頂。視界は大変悪い。ずっとこんな状態だったら嫌だなあ。3人ともえらく腹がへったので、ここで第1回昼食タイム。
9時57分、丹沢山を出発。いよいよ丹沢最高峰の蛭ヶ岳へ!


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丹沢ハイキング