檜洞丸
2011.06.05
箒沢公園橋 -- 石棚山稜 -- 檜洞丸 -- ツツジ新道 -- 西丹沢自然教室
H隊員の提案でツツジが見頃となった檜洞丸へ行ってきました。
混雑を避けて、箒沢公園橋を起点とするコースを選択。
ツツジ新道に合流すると、見たことのないような光景が広がっていました。
歩行距離:約11km / 累積標高: 登り約1300m マーカーの位置はヤブ沢ノ頭
【時間の記録】 箒沢公園橋 板小屋沢ノ頭 ヤブ沢ノ頭 ユーシンへの分岐 檜洞丸 展望園地 ゴーラ沢出合 西丹沢自然教室 |
08 : 35 発 10 : 05 通過 10 : 51 着 - 11 : 00 発 11 : 58 着 - 12 : 31 発 13 : 04 着 - 13 : 25 発 14 : 30 着 15 : 08 着 - 15 : 22 発 16 : 00 着 |
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午前7時すぎに新松田に到着すると、さすがに西丹沢行きのバスのり場は長蛇の列。7時20分の始発の前に臨時便が出て、それでようやくいつもくらいの列の長さになった。 2台目のバスもほぼ満席の状態だったが、意外にも箒沢公園橋で下車したのは、我々二人のみ。 写真は橋を渡って、登山道へ入るところ。檜洞丸まで6.0kmの表示。8時35分スタート。 |
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←出発して20分ほどで現れる特徴的なハシゴ。 はじめのうちこそ沢沿いの緩やかな登りだが、次第にきつい登りになっていく。登山口からヤブ沢ノ頭まで標高差800m。これがなかなか厳しい。 |
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←黙々と急坂を登るH隊員。 僕は寝不足なのもあって、早くもバテ気味。涼しい季節の丹沢が専門なので、今くらいの気温でも十分に暑く感じてしまう。 |
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板小屋沢ノ頭を過ぎてしばらくすると、小笄・大笄の斜面が見えた。こうしてみると、こちらもなかなかの傾斜である。 | ||
ヤブ沢ノ頭が近づくと、黄色い花がたくさん咲いていた。名前を調べてみると、ツルキンバイ・・・だろうか? | ||
スタートして2時間あまり、ようやくヤブ沢ノ頭に到着。少しばかり休憩。ここまで来れば、あとは比較的楽である。 | ||
緑あふれる石棚山稜。H隊員はこの雰囲気の良さをとても気に入った様子。僕もこのあたりは丹沢の中でも特に素晴らしいと思っている。 |
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いつも気になるお化けみたいな木。冬場は寒々しいが、周囲が緑に包まれると幽玄な感じがする。 | ||
テシロノ頭あたりから、いよいよツツジの花が目立ってきた。 |
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檜洞丸は混雑しているだろうし、ちょうどいい時間なので、ユーシンへの分岐点で昼食。 檜洞丸から下ってくる人はちょくちょくいたが、ここで休憩する人はいないので、ベンチを占有してゆっくり休むことができた。 |
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12時45分 ツツジ新道に合流。この登山道をなぜツツジ新道と呼ぶのか、ようやく分かった気がする。前回(2005年)の当たり年は見逃したので、これほどまでに咲いているのを見たのは初めて。登山者の数もすごくて、もはや花見会場の様相を呈している。 |
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(ツツジの写真はこちらにもあります) |
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檜洞丸の山頂も非常な賑わい。 登りはじめは暑かったが、次第にガスがかかってきて少し寒いくらいになった。 |
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山頂付近のトウゴクミツバツツジ |
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下山はツツジ新道を利用。かなりガスが濃くなってしまった。 | ||
ゴーラ沢出合の渡渉箇所。いつもより水量が多め? | ||
西丹沢自然教室へ続くお散歩コース。 日の長い季節であるにもかかわらず、生い茂った葉のせいで冬よりもずっと暗い。この写真では、カメラの感度がISO 800まで上昇している。 |
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16時00分、西丹沢自然教室。神奈川県警のパトカーが3台も来ていて万全の警備体制か。前日にはツツジ新道で転落事故があったことだし。 帰りは16時20分発の臨時バスに乗車。玄倉も谷峨駅も山北駅もすっとばしてくれたので、かなり時間短縮して新松田に着いた。 |
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【まとめ】 何年かに一度の当たり年に檜洞丸のツツジを見ることができた。H隊員に誘われなければ行かなかったかもしれないので感謝。人が多くて大変だが、それだけの価値はあるといえる。 |