畦ヶ丸(新緑と本棚)

2011.05.14

大滝橋バス停 -- 一軒屋避難小屋 -- 大滝峠上 -- 畦ヶ丸 -- 善六ノタワ -- 本棚(寄り道) -- 西丹沢自然教室








歩行距離:約9km / 累積標高: 登り約920m、下り約820m マーカーの位置は大滝峠上

【時間の記録】
大滝橋バス停
一軒屋避難小屋
大滝峠上
畦ヶ丸
善六ノタワ
本棚への分岐
西丹沢自然教室

09 : 38 発
10 : 45 着 - 10 : 56 発
11 : 33 着 - 11 : 39 発
12 : 28 着 - 13 : 00 発
13 : 33 着
14 : 12 着 - 14 : 30 発
15 : 19 着


MARKS隊第2弾は、西丹沢の畦ヶ丸である。大滝橋から入って西丹沢自然教室へ下る向きで歩いた。山の上まで新緑に包まれる頃になると、もう暑くて疲れてしまうことも多い。だが、この日はほどほどの気温で湿度も低く、実に爽やかな一日であった。


R隊員、M隊員と新松田駅で待ち合わせ、8時25分のバスに乗った。バスはちょうど座席がすべて埋まるくらいの混み具合いだった。


大滝橋では我々を含めて6人が下車した。ちょこっと準備をして林道へ入った。
登山道に入ってしばらくすると現れる大滝
今年も緑のトンネルができる季節になった。

マスキ嵐沢、ステタロー沢沿いに歩くこのコースは、登りの傾斜が一定(つまり急登がない)なので、あまり疲れなくてすむ。
1時間と少しで、一軒屋避難小屋に着いた。

焚き火の跡で地面が黒くなった部分の中央に、「焚き火禁止」の札が立てられている。

避難小屋の中を覗いたR隊員とM隊員は、その綺麗さに驚いた様子。
ステタロー沢

いまだに名前の由来は分からない。
大滝峠上のベンチで一休み。

大滝峠から山頂までの50分は、ややきつめの登りもある。だが、気温は高くないので、汗びっしょりになるようなことはなかった。
ブナの新緑

昨年秋にキノコがいっぱい生えていた倒木
アセビの花

アセビも毒があるため鹿が食べないらしい。丹沢の植生は鹿が決めているのか・・・
前方に山頂らしき盛り上がり
12時28分、畦ヶ丸山頂(1292.6m)。
数えてみると畦ヶ丸も6回目となった。さすがにいい季節なので人は多めである。


ここで30分ほどお昼の休憩。ハエみたいな虫が出始めていたが、数が少ないのでそれほど気にならなかった。




山頂から15分ほど下って、左手の斜面を見下ろしたところ。



善六ノタワの10分ほど手前で、R隊員がシロヤシオツツジを発見!



善六ノタワを過ぎて、登山道が崩れてしまったところは、まだそのままの状態。修復してもまた土砂崩れが発生して、キリがないかも・・・
少し寄り道をして、本棚を見に行った。

丹沢に沢や滝が多いのは分かっていても、登山道から少しの寄り道でこんな大きな滝がいきなり現れるのは意外性がある。滝の近くはひんやりしていて、いちど夏に来てみたい気がする。

もうひとつ、下棚のほうも寄れないことはなかったが、またの機会の楽しみにとっておいてもらうこととした。ガツガツしないのが「オトナの丹沢歩き」というものであろう(笑)




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滝から少し離れたところに咲いていた小さな花。調べたところ、名前はツルシロカネソウ。なんと、白いのはガクで内側の黄色いのが花弁とのこと!


あとはひたすら西沢沿いに歩く。飽きるほど丸木橋を渡る。
最後に大きな橋を渡って、西丹沢自然教室に到着。教室の情報によると、ツツジ新道のシロヤシオはまだまだ蕾の状態らしい。

15時40分のバスに乗るつもりだったが、定刻5分前に出た臨時便に乗ることができた。

爽やかな空気と新緑の中、滝とシロヤシオを見て、ぶなの湯にもゆっくり立ち寄れて、文句のつけようのない第2回MARKS隊であった。


丹沢ハイキング