台湾一周旅行

Part 10 阿里山の朝

2005.5.3

第7日

午前3時半ごろに起きて、日の出を見に行くための列車を待った。

天気がイマイチで、部屋に戻る人もいたようだが、まあせっかくだから、とりあえず行ってみることにした。
阿里山駅から平沼駅を経て、祝山駅に着いた。30分くらい乗っていたように思う。着いた頃には、空が明るくなってきた。祝山駅のすぐ近くに日の出を見る展望台がある。
←展望台からの眺め

やはり雲が厚く、日の出は見えそうにない。それでも大勢の人が展望台に集まっていた。ハンドマイクを持ったおじさんがいて(中国語で)何か面白い話をしているらしく、時々笑い声が上がる。みんなもう日の出はあきらめて、おじさんの話を聞くことに熱中している様子だった。

結局、こんな感じにしかならなかった。残念!
天気が良ければ展望台から台湾最高峰の玉山が見えるらしい。玉山は4000m近い標高があって、富士山よりも高い。したがって本当のことを言うと、20世紀前半、富士山は日本一の山ではなかったのである。玉山の日本語名(?)は新高山。「ニイタカヤマノボレ」の「ニイタカヤマ」にほかならない。

帰りは途中の平沼駅で下車した。


←この写真は、平沼駅にあった登山鉄道の地図。祝山駅のあたりで、標高2500mくらいであることが分かる。
平沼駅から、阿里山の森を散策するコースを歩いた。早朝の森林浴は実にすがすがしいものである。

歩道はよく整備されていて歩きやすい。案内板も豊富で道に迷う心配はない。ところどころにトイレもある。

姉妹潭

コースの途中に2つの池があって姉妹潭と呼ばれている。写真はお姉さんのほうの池。妹の池はずっと小さく、ただ水がたまっているだけという感じ。「昔々、ある姉妹が一人の同じ男性を好きになってしまい、どうにもならなくなってそれぞれの池に身を投げた」というなんともベタな伝説が伝えられている。

お散歩コースの中に、切られずに残った檜(ヒノキ)の大木が密集しているエリアがある。なんとなく、屋久島の屋久杉ランドと似ている。
大きな檜には、番号がつけられている。これは12号巨木。(下の写真も)

ひときわ大きな28号巨木。樹齢2000年、高さ43.5m、胸高周囲13.1mというから屋久杉も真っ青な巨大さである。

十分に散策を楽しんでから、阿里山駅近くのホテル&食堂密集エリアに戻ってきた。ずっと歩いたが、たいした距離ではない。


写真は昼食をとった食堂。ここも原住民族の人がやっていそうな店だった。
昼過ぎのバスで阿里山から嘉義に戻った。バスのチケットは背後の売店で売っている。

バスのほうが登山鉄道よりも料金が安いうえに所要時間も短い。一度は登山鉄道に乗ってみる価値はあるが、二度目以降はバスで十分であろう。

Canon EOS 20D, Sigma 18-125mm F3.5-5.6
(最後の2枚はPowerShot S45)


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