高尾山から陣馬山

2005.8.21


高尾山から八王子市の最奥地、陣馬山まで歩いてみました。距離はかなりありますが、傾斜の急なアップダウンは少ないので、膝に負担をかけることなく余剰カロリーを消費できます。

京王高尾山口 → 陣馬高原下 (マーカーの位置は小仏城山、最高点は陣馬山)
○累積標高:登り 約 1200m / 下り 約 1100m ○歩行距離:18.5km

【タイムテーブル】

京王線 高尾山口
高尾山
小仏城山
景信山
明王峠
陣馬山
陣馬高原下





08:42(発)
09:41(着) - 09:56(発)
10:39(着) - 10:52(発)
11:32(着) - 11:57(発)
12:54(着) - 13:06(発)
13:38(着) - 14:56(発)
15:56(着)


●高尾山々頂 (599m)


高尾山口から6号路を少し速めに歩いてちょうど1時間。少し休憩してから「奥高尾縦走路」に入った。

●小仏城山 (670m)


茶屋のベンチが大量にあって驚いた。なんと600人も座れるらしい。これが満席になることがあるのだろうか? さすがは東京、山の上も人口過密?
小仏城山を過ぎたところで、相模湖と中央自動車道が見えた。このあと登山道は小仏トンネルの上を通過する。

小仏城山から陣馬山まで、東京都と神奈川県の境界線上を歩くことになる。
これは何?
●景信山 (727m)


景信山の手前は本コースではめずらしく急な登りだった。頂上にはやはり茶屋があり、ビールを飲みながらくつろぐ人が多い。まったりした雰囲気でいい感じ。
景信山からみた丹沢の大山


この方角から見ると幾重もの山並の一番奥にそびえ立って、妙に立派な感じがする。
景信山と明王峠のあいだ


この辺りまでくると人が少ないだろうと思ったが、そうでもなかった。歩く人だけでなく走っている人も結構いる。

低山なので暑くてたまらんかもと思ったが、この日はけっこう風があって爽やかだった。景信山からはほとんど平坦な道のりで、汗もひいてしまったほど。


●陣馬山 (855m)

昭和44年に京王電鉄より寄贈された白馬の像が立っている。
陣馬山からは360度の展望が楽しめる。茶屋も3件あって、のんびりとくつろぐことができる。缶ビール(350ml)は400円。丹沢より100円安い!

山頂の案内板には「戦国時代に北条氏と武田氏が対陣し、陣張山と言われたものが、後に陣馬山と呼ばれるようになった・・・」とある。

1時間20分ほど休憩したあと、15時ごろ和田峠へ下山開始。
●和田峠

陣馬山からの下りは急な階段が多いが、よく整備されているうえ、1段ごとのステップが小さいので歩きやすい。まるで障害物競走のようで膝に負担がかかりまくる丹沢とはえらい違いである。
●陣馬高原下

和田峠から舗装された車道を45分ほど歩いてバス停に着いた。あとになって、この退屈な林道歩きを大幅に短縮できる下山ルートがあることを知った・・・。

バスは1時間に1本。時刻表はこちら。山奥の狭い道路なのに、こんなにデカいバスが来た。京王八王子まで700円、所要時間はちょうど1時間くらいだった。


東京の人々は、なかなかいい所でハイキングを楽しんでいることがわかった。真夏だというのにけっこう人が多い。春や秋の休日は相当な混雑になるのだろうか・・・。でも紅葉の頃にまた歩いてみたい。


Canon PowerShot S45


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