北海道 2010年 9月



9月17日 礼文島8時間コース


礼文島の西側を8時間かけて歩くハイキングコース。
詳細を知りたい方は、「礼文島を歩こう!」コースガイドを参照されたい。


7時45分、島の最北端・スコトン岬を出発。

20年前もこんな感じだったとは思うが、道路はこんなに立派ではなかった気がする。


1時間ほどで、ゴロタ岬に到着。

ゴロタ岬より、スコトン半島とトド島

10時ごろ、澄海(スカイ)岬に到着。雲が多くて、海の色はイマイチ。
次から次へと観光バスの団体さんがやってくる。すっかり観光地になってしまった。




澄海岬の喧騒から逃れ、島の最深部へ入っていく。

キタノコギリソウの花


もう、だれにも会わない…

風景が少しずつ変化するので飽きることはない。

このような樹林帯は、まったく記憶になかった。

左はエゾリンドウ? 右の花はなんだったっけ? 名前を忘れてしまった。


海岸への急降下(砂すべり)手前は、素晴らしく眺めがよい。

砂すべりと呼ばれる難所。慎重に下れば問題ない。

急降下が終わると、いきなり海岸を歩くようになる。
ついさっきまで、リンドウが咲くような山にいたのに…。こんな景色の大転換を味わえるコースは滅多にないだろう。とても新鮮に感じた。
だが、この海岸、ゴミがいっぱいで、お世辞にも綺麗とは言えない。ゴミの半分は漁業関係の廃棄物、残り半分は、半島から流れ着いたと思われるハングル文字の空容器。



14時50分、ウエンナイに到着。

昔は、この先も海沿いを歩いて元地にゴールしたのだが、現在は通行禁止になっている。
あの地蔵岩の間を歩けないとは大変残念。かわりに内陸部を通って、島の反対側へ抜ける。

ウエンナイで半分ゴールしたような気分になるが、この先もアップダウンがある。
島を横切るわけだから、当然といえば当然だ。

この8時間コース、最高地点は標高300mにすぎないが、累積標高は1000mを軽く越える。
歩き通すには、それなりの覚悟が必要。

礼文林道に合流。写真は歩いてきた方を振り返ったところ。

礼文林道を香深井のほうへ歩いた。
このあたりになると、地元の人が健康のために歩いている姿を何度か見かけた。

香深井小学校の横を通過。

16時40分、香深井の海岸にゴール。

澄海岬で30分、昼食で30分休憩したのをさし引くと、所要時間は確かに8時間だった。


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