北海道 2009年 9月


大雪山の紅葉


9月20日
旭川空港9時20分着の便で北海道上陸。飯も(カレーも)食わずに大雪山に直行したが、今年は9月に5連休が出現、飛行機もレンタカー屋も混雑しており、思ったより時間がかかってしまった。レイクサイトで12時発のシャトルバスに乗り換え、ヒグマ情報センターで入山前のレクチャーを聞いて(年々話が長くなっているぞ)、ようやく滝見沼に着いた頃には午後1時半を過ぎていた。今年は紅葉の色がいいと聞いていたので、沼に出る直前は少しドキドキした。


確かに赤色がとてもきれい。なんとか紅葉のピークにギリギリ間に合ったか。



こちらは緑の沼。時間の関係でこれ以上奥の沼には行けなかったが、太陽の出ている状態で2つの沼を見ることができたのは幸運だった。




9月21日
朝はこの秋一番の冷え込み。レンタカーのフロントガラスが真っ白に凍ってしまった。午後から天気が悪くなるという予報だったので、午前6時発のシャトルバスで緑岳へ。8時半には高原沼を見下ろす中腹にたどり着いた。あいにく雲が広がってしまったが、画面左下のナナカマドの濃い赤色がすごい。一番奥にギザギザの頭を覗かせているのはトムラウシ。夏の遭難事故で有名になった、あの山である。




チングルマの穂と紅葉。皮肉なことに下山する頃になって日が射してきた。





9月23日
ふたたび沼巡りコースへ。天気は良いものの、紅葉はすっかり茶色くなって、葉もかなり落ちてしまった。
お気に入りの蝦夷沼もご覧の通り。鏡のような水面は申し分ないけれど・・・。




式部沼へ続く階段から見下ろした蝦夷沼。




これも蝦夷沼。一粒で2度3度おいしい蝦夷沼は、カメラマンにとってありがたい被写体。




沼巡りコースからは東大雪の山が良く見える。右側の尖ったピークは音更山。(2日後に登頂!)




紅葉のピークは過ぎてしまったけれど、ダケカンバが主体の部分はまだ綺麗だった。




Canon EOS5D, EF70-200mm F4L IS
Tamron SP AF28-75mm F2.8



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