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9月20日
午前7時20分、糠平温泉側の登山口をスタート。
手頃な山とはいっても、歩行距離が往復で12km、累積標高差1250mで、今回の北海道登山では最もしんどいコースである。
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はじめは樹林帯の中を登っていくが、台風による倒木が多くて難儀した。あちこちで大きな木がボコボコ倒れて登山道を塞いでいる。乗り越えたりくぐったり、10ヶ所近くあったように思う。
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8時40分、1399メートルのピークに出て一気に視界が開けた。だが、前方に見えているのは1610メートルのピークで、ウペペサンケはこの向こうにある。まだまだ先は長い。
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9時37分、1610メートルのピークに到達。
やっとウペペサンケが見えた。しかし、写真に写っているのは糠平富士と呼ばれるピークで、本当の頂上はさらに奥(左側)にある。 |
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ウラシマツツジが美しい稜線を歩いていく。眺めもよくて大変気持ちがいい。ちょっと風が冷たくなってきて、フリースの上着を着用。 |
11時05分、糠平富士(1834m)に到着。頂上からの眺めはまったく素晴らしい。左側にカッコよくそびえているのがニペソツ、さらにその左奥にトムラウシが見える。右側の湖は糠平湖で、その奥に阿寒岳まで見えた。 |

(クリックすると4700x800の画像が出ます。)
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いい景色も見たことだし、もう糠平富士で引き返そうかとも思った(実際、ここで戻る人が多い)が、もう一踏ん張りして本当の頂上を目指すことにした。
写真のような稜線づたいの道をさらに30分ほど歩く。糠平富士と本峰の標高差はわずか14mだが、アップダウンがけっこうあって決して楽ではなかった。
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12時08分、ウペペサンケ本峰(1848m)に到着。山頂手前で、北海道が好きで30年前に移住してきたというおじさんに出会って立ち話。展望は糠平富士とそんなに変わらないので、無理して来る必要はないかもしれない。
ここで昼食のつもりだったが、風を避けるいい場所がなかったので、すぐ糠平富士に戻った。糠平富士でお弁当を食べて、13時24分、下山開始。
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