北海道 2003年9月

Part 1
大雪山 緑岳周辺

とうとう年に2度も大雪山に行くことになってしまった。もともとそんなつもりはなかったのだけど、今年は紅葉がとても綺麗という情報を得てしまった。さらに、昨年9月にも大雪の紅葉巡りをしたが、時期が僅かに遅かったので、いつかはピークの時に行ってみたいと思っていた。というわけで、これはもう年に何度目であったとしても、行くしかなかったのである。当初は9/14〜17ぐらいの日程を考えていたが、紅葉の進み具合が早そうなので、9/11〜9/15に変更。これが吉と出るか凶と出るかは神のみぞ知るである。

9月11日
大雪山へ行くには旭川空港が近いが、航空券が高いので羽田−新千歳便を利用、旭川まではJRの特急に乗った。札幌から旭川は乗車券+特急券で片道4200円ほどするが、JR北海道にはSきっぷという割引切符があって、これだと札幌−旭川の往復が5000円くらいで買えてしまう。なんじゃそれは!と言いたくなるような割引率だが、ありがたく利用させてもらう。(注意:Sきっぷで買えるのは往復のみ、有効期間は6日まで)
旭川駅前でレンタカーを借りて大雪山へ。まずは緑岳の紅葉をチェックしようと思って、大雪高原温泉へ向かった。
写真右側が高原温泉、左側は高原温泉沼巡りの入り口でもあるヒグマ情報センターである。緑岳に登るには、温泉の建物の隣の小さな小屋で入山届けをして、その奥の登山道へ入る。

スタートは午後2時半。もう山頂まで登って帰ってこられるような時刻ではないが、紅葉を見るには中腹まで行けば十分である。

第二花畑(標高1600m)付近から見た緑岳の斜面。

同じく第二花畑付近から東大雪の方を振り返ったところ。噂に違わず、鮮やかな紅葉が広がっていた。

下山してから入山者名簿をじっくり見ると、この日は20〜30人の名前があった。(グループの代表者だけが記入するので実際にはもっと多い。)平均年齢は60歳くらい。ものすごい高齢社会だ。僕は若い方から3番目だった。


9月12日
太陽が出てくれることを期待して、翌12日にも緑岳の中腹まで登った(銀泉台に行ったあと)。残念ながらずっと曇りだったが、ナナカマドがいい感じの所を発見。


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