北海道 2005年 6月


part 1



羽田から旭川への朝一番の飛行機に乗ったので、午前9時過ぎには北海道に着いた。でも旭川で少々買い物をしたこともあって、層雲峡あたりで昼過ぎになった。



第1日目の宿は糠平である。層雲峡を超えて国道273号線に入った。まだ時間があるので、高原温泉に寄ってみることにした。


高原温泉へ向かう林道の脇をヤンベタップ川が流れている。天気は良いが、大雪山の雪解け水のせいで大雨の後のような水量だ。ちなみにこの水は大雪ダムに蓄えられて石狩川流域の水源となる。水不足に悩む九州・四国の人にとってはうらやましい話かも。
高原温泉の駐車場より。まだ雪が残っているのが見える。

翌日のニペソツ登山のウォーミングアップのため、緑岳の途中まで登ることにした。
今年の残雪は近年稀にみるほど量が多いらしい。登山道に入るとすぐに雪渓が現れた。傾斜のきついところに雪があって少々難儀する部分もあった。

雪のないところでは、写真のように登山道が水路のようになっていた。防水性のある登山靴でないと厳しい。



1時間足らずで第一花畑に着いた。ご覧のように、雪渓というようり雪原といったほうが正しいほど雪が残っている。登山道は分厚い雪の下に埋もれたまま。


ちなみに同じ場所の秋の写真はこちら
後ろを振り返ると、樹海の向こうにニペソツ山が見えた。
ニペソツ拡大写真

この方角からだと、なかなか かっちょえー山にみえる。高さは 2013m、北海道の山としては高い部類に入る。


翌日の目標を確認できたので第一花畑で引き返した。途中、見晴らし台の小さなベンチに腰を下ろして小休止。高根ヶ原の残雪と新緑が美しい。

このあと国道に戻り、三国峠を越えて糠平へ向かった。


2005.06.24

Canon EOS 20D, Sigma 18-125mm F3.5-5.6 DC


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