北海道 2006年 8月


Part 3


8月1日 大雪山縦走 赤岳〜白雲岳〜北海岳〜黒岳

累積標高:約1140m 歩行距離:約15km

・銀泉台 … 6:55(発)
・赤岳 …… 9:37(着) − 10:14(発)
・白雲岳 … 11:26(着) − 11:54(発)
・北海岳 … 13:20(着) − 14:11(発)
・黒岳 …… 15:56(着) − 16:08(発)
・リフト駅 … 16:52(着)


沼の平で足慣らしも済んだことだし、3日目はいよいよ大雪山の縦走である。

昨年の秋に黒岳から赤岳を経て銀泉台に下りるコースを歩いたが、今回はその逆パターンで、白雲岳に登るオマケつきである。歩行距離は約15km、累積標高もけっこうあって疲れそう。

層雲峡の駐車場にレンタカーをとめて、午前6時発の銀泉台行きバスに乗った。料金は800円。乗客は僕のほかに熟年夫婦が一組だけ。いくら平日とはいえ、夏山シーズン。たったの3人というのは寂しすぎないか? まあ人が少ないのは好きだからいいけど。

8月に入ったが、赤岳までの登山道ではまだまだ高山植物が咲いていた。第二花園では雪渓の上を歩いた。コマクサ平のコマクサもやや傷んではいたが、まだ花が残っていた。


第三雪渓付近のエゾコザクラ

同じく第三雪渓のミヤマキンバイ

タカネオミナエシとコヒオドシ(左)、コマクサ平で鳴いていたホシガラス(右)




11時半ごろ白雲岳の頂上に着いた。標高2230mはこの日の最高地点になる。この風景を見るのは二度目だが、やっぱり素晴らしい。写真は超広角で撮っているので肉眼で見る印象とはかなり異なる。(本当はもっと迫力がある。)

高根ヶ原の方向。大雪山の大きさを実感できる眺めだ。白雲岳を池上本門寺とすると、奥に見えるトムラウシは横浜の桜木町あたりになる。もちろんずっと登山道が続いている。というか、その先にもまだまだ続いている・・・。

白雲岳から北海岳へ向かう途中の雪渓。この日は3度、雪渓の上を歩いた。

北海岳と黒岳の間、赤石沢付近のエゾノツガザクラ




黒岳への登りの途中で後ろを振り返ったところ。銀泉台を出発して9時間近く経っている。たくさん休憩をとっているが、だいぶへたばってきた。

黒岳山頂からの下りも一仕事。傾斜がきついので脚に負担がかかる。
写真は北海道固有のダイセツトリカブト。

リフトに乗ったのはもう夕方5時前だった。
ああ極楽極楽。今日はやっぱり白雲岳からの眺めがよかったな。

デジタルカメラ: FinePix F30, EOS 5D + EF17-40mm F4L


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